見出し画像

グループホームひといきの役割

田中ひではる

 2017年から始めたグループホーム事業は今3拠点、28名の障害者に暮らしの場を提供している。
開始当初からは内部体制を大きく変えながらサービスの質の向上をやってきたつもりだ。
 経営状態も安定し人員も揃ってきて、これからはさらにご利用者の満足度にこだわって運営していきたい。

グループホームひといきの対象者

 うちの会社の主な対象者は、多くの支援を必要とする人だ。知的障害の人が多い。そんな人たちの支援に携わって16年が経つ。
 僕が仕事をし始めた当初は、【 支援がたくさん必要な人=入所施設 】という図式があった。
今ほどグループホームがなかったし、知的障害者が重度訪問介護で在宅生活なんて想像もしてなかった。後者は今でもかなり少数派だろう。
 加えて自分がグループホームを経営することも想像してなかった。

設立は5年前

 僕が2017年に1つ目のグループホームを作ったときも、広島市では民間企業初だったらしく、行政からも「支援区分6の人がグループホームを使えるんですか?」と、支給決定を出していいのかわからず、確認の電話が何度もあった。誰だって今までなかったものを想像することは難しい。
それほど【 グループホーム=ある程度自立している人 】という、先入観というか歴史があったのかもしれない。
 たった5年前でもそれだけ選択肢がなかったことに驚きを感じる。

グループホームひといきのこれから

 そんな人たちに暮らしの場を提供をすることがグループホームひといきの役割だ。
5年間運営してきて暮らしの場を提供できることはわかった。経営も成立する。
 次はサービス品質だと思う。

 福祉サービスで品質というと、"安心の介護"や"個別支援"みたいなものを想像するかもしれない。
でもそのクオリティも今や当たり前となり、これから頭一つ抜けようと思うと、どれだけ"'体験"や"エンタメ感"を提供できるかだと思う。
感度の高いご利用者、ご家族はそれにもう気付いてきていて、そこらへんは介護保険サービスが一歩も二歩も先をいっている。
"生き馬の目を抜く"とまでは言わないけど、大手が参入するということはそういうことなのだ。

最後に

 グループホームの果たす役割は運営する事業者の気持ちで変わってくる。
"もっともっと"と思ってる事業所は、立ち止まらず努力をしながら利用者満足度の向上に目を向けているだろう。
"あぐらをかいている"事業所は、それなりのサービスとスタッフ待遇になるだろう。

 それでも住居系サービスは一度入居すると、僕たちと同じように中々引っ越しはしないので売上が安定しやすい。
やる気少なめの事業者は"家賃収入"か何かと勘違いしているのではないかと思う。今は競合が少ないから成立するだけだと思うが…
 うちの会社は出来るならば今のうちに頭一つ抜けておきたい。

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!