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弱点の補い方

 僕はよく物を無くす。カギ、サイフ、傘、書類など…それらを無くしたことは数知れず、子どもの頃から直らない。でも何故かカバンとスマホは無くさない。

 小学生の頃は教科書などを出来るだけ持って帰らないようにしていた。次の日持っていくのを忘れるから。
 毎日"すべて持って帰れ"という謎ルールがあったが無視して置いて帰っていた。それが最初の対策かもしれない。

 無くして困るものといえば免許証だ。
サイフに免許証を入れている人は多いと思うが、サイフを無くす度に免許証を再発行することになる。
 ちなみに免許証は再発行をする度に、再発行回数が記録されていく。ちなみに今僕の再発行回数は4回だ。そうすると交通違反をして警察官に免許証を見せると、"免許証を4回も再発行しているヤバいやつ"として不審者扱いされる。

 これの補い方もいろいろトライした。
免許証だけは服のポケットに入れたりしたが邪魔だった。次は車の中に置きっぱなしにしたが身分証明書として要求されたときに出せなくて困った。
 結局何故か無くさないカバンに入れることにしたが、カバンを持ち歩かないときに免許証不携帯になることがしばしばあった。

 そんな悪戦苦闘を続ける中、すべてを解決してくれたのはスマホだった。画像のようにスマホのカバーに入れる。これでOK。

 そしてスマホには電子マネーが入るからサイフを捨ててみた。物を無くす癖があるなら最初から持たなければいいことに気付いたのだ。

 お金はカバンに少々の現金とクレカがあれば支払いに困ることはないし、そもそも電子マネーが使えない店に行かないようにした。
 他にサイフにあるものといえば保険証やポイントカードだが、ポイントカードもすべて捨て、保険証は使うときだけ家から持ち出すようにした。

 カギにしてもすぐ無くすのでカバンに括り付けている。傘だけは未だに直らない、これはもうどうしようもないと諦めている。
 出かけるときは傘を持っているが帰るときは手ぶらだ。妻も笑っている、笑うしかないのだろう。

 最後に人の顔覚えはいいが名前はすぐに忘れる。
 だから初対面人と会議をするときは、自己紹介のときに座っているテーブルの図を書いて名前を書くようにしている。書けないときは一瞬スマホを触らしてもらいメモする。
 たまにしか会わない人と予定があるときは必ずカレンダーに名前を入れる。

 こうやって困ったことを困ったままにせず、どんな細かいことでも修正していけば自分がアップデートされていく。

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