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ナルコレプシー~身体からのサイン

上記に引き続き・・・

私が結構当てはまる症状が多いものとして、

ナルコレプシー

があったのを思い出しました。(忘れていました)

↓ざっくり解説・・・

日中に過度の眠気に襲われる、通常起きている時間帯に自分では制御できない眠気が繰り返し起こることを特徴とする睡眠障害

といった感じで、ちゃんと検査をしないと確定は出来ないようなので、ホントにそうかはわかりません。
んで、そこまで日常の生活に支障をきたす訳でもないので(やっぱり中途半端)、特に病院へ行くこともなく、

歳を取るごとに、対処もこなれてきてそれ程気にならなくなりました。


子供の頃(小学生の時がピーク)は結構辛かったのですが、基本的に

・緊張を伴う事をやらなきゃいけない時
・気が乗らないものをやらなきゃいけない時
・頑張らなきゃ、ちゃんとしなきゃと無理やり思って何かをする時
⇒眠くなる。暑いともっと眠くなる。そして耐えようとすると大量に汗をかく。

具体例として、、、

学校の授業ってどこか適当でいいや、って思っていたのですが、そういう時は全く眠くならず、一対一の個人授業だったり、ピアノレッスンの時はほぼ毎回、一対一でなくても、怖い先生だったりして緊張すると一回は眠くなって記憶がなくなる~何かの拍子で「ハッ」となる、

ということを繰り返していました。

大事なテストの時に眠くなったり、ピアノの時は記憶がないのに次の曲に進んでいた、ということもしばしば。

「ハッ」となった後は、もの凄く頭が冴えて頑張れるので、テストの時は覚醒してから凄い勢いで挽回し、それ程影響が出たことはなく、
「寝ててもここまでやれる自分凄い」
なんて自画自賛していました。

っても当時、ネットで調べたりも出来ず、認知度も低かったので当然怒られたり、
「たるんでいる」
と思われたり、自分でも思ったりするけれど、ちゃんとしようとすればするほど、眠くなる。

といった状態でした。

それでも何とか頑張ろうとする性質だったので、塾の時は隣の友達に、
「合図したら、強く腿をつねってくれ」
と頼んだりしましたが、痛みで瞬間起きても、根本的に目が覚めることはなく、すぐ眠くなってしまい、さらに腿が痣だらけになるので、
それは効果がない、
とやめました。

先生にあてられたり、何か精神的にドキッとしたり刺激があると、スッと覚醒して汗がひいていくのですが、自分でそのきっかけを作るのは難しい・・・。


中学生になってある日、中学校の保健室にある掲示板に貼られている保健ポスターで、

ナルコレプシーという病気について

という記事を見つけて、あまりに当てはまるので
「これだ!!」
と思って親に言っても、まともに聞いてもらえず、いつも寝ている塾で、先生に話しても
「あら、じゃあちゃんと病院に行かないとね」
で、終了。(そらそうだわな)


高校生くらいになると
「あ、今緊張したら眠くなるな」

とか

その時点で全然眠くなくても、今条件に当てはまる状態になったらヤバい、といった感じで自分の身体の状況を把握出来るようになり、予測して無理矢理仮眠を取る、とかドリンク剤やカフェイン製剤でカフェインを摂取しておく、

とか

100%ではないけれど、緩和させられるようになりました。

但し、、、
カフェインは、全然効かないことも多く、効かないので摂取しすぎて手が震えたり、(さすがにそこまでいくと効く)

落ち着かなくなって、授業中に飲み物をこぼしたり、昼間全然効果なかったのに、逆に夜眠れなくなったりするので

凄く身体に良くない事をしている実感があり、色々加減を覚えつつ徐々に使わなくなりました。


大学時代は、授業をまともに受けることはほとんどないし、寝たらいけないことがあまりないし、無理矢理やらされるものもなくなったので、気にしないで生活出来るようになりますが、

社会人になってから、また問題が起こるようになりました。

何もやりたくなく、何も考えずに就職したので、運転が大っ嫌いなのに車で外回り営業をすることに。

ペーパードライバーでもあったので、極度の緊張で、トイレは近いし下痢が続く日々・・・

ナビのない時代、常に地図を片手にトイレポイントを覚え数か月・・・

そのうち慣れて、「極度の緊張」が「普通の緊張」になってくると、、、
「眠気」との闘いが始まり、仮眠ポイントを覚えるようになりました。

一人で外回りの時は、「ヤバい」と思ったらすぐに仮眠を取る、ということが割と自由に出来たし、もう一つの強敵「会議」もだいたい時間が決まっているので、それに備えて仮眠を取る、等
対策し易かったのですが、、、

上司を乗せて取引先へ行く事があるのがヤバかった・・・
課長を乗せて課長の車で移動している時、課長のペースで移動するので仮眠が取れず、しょっちゅう寝てしまっていたのですが、ある時、ついに事故ります。

蛇行した田舎道で、ハンドル操作をしないまま直進し、縁石にガリガリガリ・・・

「ハッ」とした時には、
課長の車のホイールカバーがコロンコロンっと転がっていきましたw

やっぱりその時課長に言われたのは
「お前は仕事中にたるんでいる!」
「はい、すみません・・・」
たるめたら眠くならないんだけどな・・・

その後、高速道路でもフラフラしていたり、ついに一人の時も事故りました。
その時は、いつも使っている道が混んでいて
「あぁ・・・混んでて面倒臭ぇなぁ」
と思いながら、前の車の後ろへ付けて停車したのを最後に記憶がありません。
次の記憶は、クリープ現象で前の車にコツンっとした振動で
「ハッ」となった時。

当時、
こんなもんで済んでいるのはまだ運が良くて、
この仕事続けてたら死ぬな・・・

と思いました。

これもあって、この仕事はこのあとすぐに辞めるのですが・・・

その後は、波はありましたがどんどん症状は気にならなくなります。

改善した、というより車に乗る仕事なんて絶対しないし、少しずつですが、寝てしまう状況を自分で作らないよう根本的な環境を選べるようになったのだと思います。

寝ていても寝ているように見えないテクニックも身に付いて、最終的には、職場で
「お前が寝るなんて珍しい」
と言われる程になりました。



ここからは、
私に起きていることに対して、肌で感じる見解なのですけれど・・・

長年、「眠い」と付き合ってきて

物理的に逃げることが出来ない時に強制的に精神が逃げ出す=寝る

ということが自分の身体に起きている、と感じるようになっていました。

思えば、仕事でも多少なりともやりがいなり、楽しさを感じている時は会議も眠くならなかったし、
子供の時も、楽しかった時は押し付けられた事でも眠くならずに頑張れているんですよね。(勉強が嫌いなのではなく、そのやらされているシチュエーションが問題なのでは)

以前はそういう自分を、わがままなヤツだな、と戒めてしまう事もありましたが、それは大間違いで、最近思うのは、

幼少の頃から、色んな事を言いなり、押し付けられてやってきて、反発もせずそれが正しいと思うようになり、

人生は我慢をしなければならない

と、自分を殺し続け、且つ殺していることに無自覚すぎた為、

あのテこのテで、身体がサインを出してくれていたのではないか?
そういう環境を作らないように誘導してくれていたのではないか?

って感じるようになり、自分の身体をよしよししたくなりました。

「それ続けてちゃダメ」って、言ってるのに聞く耳持たないから事故らせてみたり・・・

あのテこのテ、っていうのは、
私は、幼少期ずっと自家中毒って病気を繰り返していて、

※自家中毒
明確な原因は不明で、10歳くらいまでの子供に多い病気。過度のストレスや疲労を引き金として、主な症状は嘔吐。自律神経が不安定だったり、神経質な事が関与するとも言われる。

めちゃめちゃ辛い吐き気が続いて、毎度毎度点滴を打って腕が注射針の跡だらけになっていたのですが、自家中毒もサインだったのかな~、なんて。

そもそも病気ってのは身体からのサインですよね。

冒頭に、
ナルコレプシーはちゃんと検査をしないと確定出来ない、
と書きましたが、カテゴライズする、ってのは、

境界線を引いているだけで、これまで私が書いたような症状って程度を上下すれば誰にでも当てはまります。(つまらない事やっている時ってみんな眠くなるもんね)

それを、
無視しちゃう、
大袈裟に捉えちゃう、
というのも人によってそれぞれですが、

どのサインを大事に受け取ってあげるか

って事を意識してあげる事が重要なのだと思います。

これまでは、何でも無視出来て、強靭な精神力でねじ伏せることが出来る人が良い、みたいな風潮があったけれど、

大事な部分はちゃんと拾って自分に優しく出来る事が本当の幸せだったり、健康で良い生き方になっていくと思うのです。

↓スヤァ・・・

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