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「DX推進人材」を3つの切り口から解説

はじめに

まずは以下の絵をご覧ください。

デジタル社会の人材像
https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/skill_standard/main.html

こちらは経済産業省が示す「デジタル社会の人材像」です。この絵はデジタル社会に生きる人材を網羅的に書いたようですが、子どもや高齢者向けのパソコン教室までもが対象に含んでいるため、正直かなり解釈が難しい図だと感じました。

この絵はどう読み取ったらよいのでしょうか? 今回は、こちらを私なりに解説していきます。

「デジタル社会の人材像」ピラミッドの解説

1. DX推進人材は必ずしもプログラマではない

まず、今回注目したい「DX推進人材」は右の中ほどにある点です。右の山が一般的な事業会社、それに対して左の山はITベンダーのようですが、左でいうところの「ニーズに応じてシステム設計ができる人材」に相当するところにDX人材が書かれています。すなわち、プログラマとは対応しておりません。ここに第一のポイントを感じました。

もちろん、DX推進人材がプログラマの知識を持っているに越したことはないのですが、これまで述べてきているように、プログラマだけがDX推進人材ではなく、具体的にはビジネスアーキテクトをはじめに様々な人材が必要なので、プログラマとは明確にレイヤーを分けたのだと考えられます。

2. DX推進人材は「世の中一般」のDXリテラシーを持っていなければいけない

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