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デジタルスキル標準における「データサイエンティスト」の定義を正しく理解する(その7) ~ 「データエンジニア」とは

はじめに

どの企業にもDX人材が必須と言われて久しいです。企業はDX人材、特に「データサイエンティスト」を社内に確保しましょうと言われています。ただ、

「データサイエンティスト」とは何か

としっかり定義されているでしょうか? そこで、全7回にわたってIPAのデジタルスキル標準を読み込みながら、データサイエンティストについて解説をしていく連載を書いていきます。前回までの記事は以下をご覧ください。


「データエンジニア」とは

今回は、データサイエンティストの3つ目のロールである「データエンジニア」について解説します。一言でいうと

データ分析環境を設計し、実装し、運用する人

です。

データエンジニアは「データ分析環境を設計し、実装し、運用する人」 #一枚絵図

「データエンジニア」は、データ活用基盤として、リアルタイム、動的(dynamic)、自動(automatic)に最適化されるようなデータ分析環境を設計・実装・運用する役割を担う。
上のような役割を担うため、「データエンジニア」には、「バックエンドシステム開発」や「クラウドインフラ活用」に関しても、ソフトウェアエンジニアと同等の高い実践力が求められる。

「デジタルスキル標準 ver.1.0」第III部より引用
https://www.ipa.go.jp/jinzai/skill-standard/dss/about.html

いわゆるITエンジニアに近いロールと言うことができるでしょう。

「データエンジニア」に求められるスキル

データエンジニアに求められるスキルは何でしょうか?

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