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2019/9に読んだ本5冊の備忘録

こんばんわ。
2週間ぶりに台風がまたもや発生してますね。前回の千葉のように大きな被害が出ないといいなと思います。


さて、
私は仕事以外は特に趣味らしい趣味がないのですが、唯一時間を確保しているのは「読書」です。
ただ速読は全くできないので自分のペースで読みたい本を読みたいように読んでます。
(だいたい週1冊ペースくらいですかね)


なんだかんだ年間50冊程度読むので、すごくその場で感銘したり勉強になったなーと思ってもあとになると「あのデータってどの本にあったっけ?」「あの言葉ってどこに書いてあったかな?」と分からなくなってしまいます。


それはそれでもったいないなーと思うので、気が向いたタイミングで読んだ本とその所感的なものを書いていこうと思います。(書評とかはできませんので、あくまで感想ですw)



1、貧乏人の経済学 ーーもういちど貧困問題を根っこから考える




先日「低学歴と高学歴の溝」というはてなブログの記事がありましたが、東京に住んでいると普通に見えないし想像できなかったりするけど、現実には溝があって。

例えば、
貧困と呼ばれる地域では栄養が十分でない人も多いのだけど、実は総収入における必要な栄養素を摂るためにかける割合は貧困でない国の人と変わらなかったりするらしい。
貧困と呼ばれる地域の人でも栄養素 < 美味しい、だったりなど、改めて「人間」の意思決定に至る思考や本能を知れる本かなと。



2、「いいね!」戦争 兵器化するソーデャルメディア



bosyuのPdMにオススメされて購入した本。
アメリカ大統領選やISIS、インドのテロなどの政治や戦争、日々の情報の統制などSNSが自分たちにどれだけ影響を及ぼしているのか、を実在の事例をもとに解説されています。

SNSやコミュニティなどのサービスをやる上では必読かなと。



3、武器になる哲学


いわゆる哲学書入門的なものと違い、ビジネスの現場で有用だった哲学・思想を50個紹介している本。

ルサンチマン、無知の知、ロゴス・エトス・パトス、報酬、悪の陳腐さ、認知的不協和、ナッシュ均衡、贈与 etc、、、、

哲学ではないジャンルも入っているが上記のような50のキーワードを「人」「組織」「社会」「思考」という4つのジャンルにわけて紹介しています。
哲学的なアプローチから日々の会社や仕事、サービス運営などのヒントになることがたくさん散りばめられてます。
リベラルアーツとか哲学は勉強しないと!でも、入門書でも難しい...という人にはいいかもです。



4、サードドア:精神的資産のふやし方



SNSでもたくさんの人が紹介してますね。
何事にも3つの入り口があり、1つ目は正面から入るドア、2つ目はVIPだからこそ入れるドア、3つ目は一足飛びに駆け上れるドア。
この3つ目のドアを見つけるために行動し続けていく著者のエピソードはスタートアップで働く人にとってワクワクするような内容が多いのではないかなーと思います。



5、上級国民/下流国民


タイトルがアレですが、
平成30年で起きた労働環境の変化や結婚、引きこもり、性愛、世界のリベラル化などの「目を背けたくなるけど本当のこと」をベースにわかりやすく記されている本。

正規/非正規の問題や貧困、引きこもり、政治など社会問題はメディア含めて「印象論」で語られることも多いからこそ、こういうファクトを定期的に確認して、思考の原点にしていくには良いなと思います。サクッと読めますし。


また来月気が向いたら書きます。

今日はいったん以上です!
それでは〜

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