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マイクロソフトフライトシミュレータで近所を飛び回る

私は最近、マイクロソフトフライトシミュレータにハマっています。

このゲームは、PCとXbox用のゲームとして昨年8月にリリースされたものです。地球規模で地形や気象情報がデータ化されていて、好みの飛行機で世界中を飛び回ることができます。

今回は、購入後に多くの人がすると言われている、自宅周辺(知っている場所)を散策するお話です。

Microsoft Flight Simulator © Microsoft Corporation. このページのスクリーンショットは、Microsoft の「ゲーム コンテンツ利用規約」に基づき、Microsoft Flight Simulator のアセットを使用して作成されたものであり、Microsoft との提携または Microsoft による承認を意味するものではありません。

マイクロソフトフライトシミュレータ

このゲームのシリーズは、私も過去に何作か楽しんでいました(初代は何と1979年とのこと)。

そんな中、前作から14年ぶりに新作がリリースされるというニュースを知りました。私もメインPCを買い換えて発売を待ちました。

このゲーム、インストールサイズが150GB、世界全体で収録されている建物が15億件に、木が2兆本……すごすぎて古いPCでは、まともに動かないのです。

ゲーム中の画面はこの通り、本当にきれいです。

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地図だけならGoogleマップやGoogle Earthでも楽しめますが、その中を飛行機で自由に飛び回れるのが魅力です。

近所を飛び回る楽しみ

冒頭に書いたとおり、このゲームの魅力の一つは、自分が知っているところを飛び回ることです。これが楽しいです。

本当に自宅の周りだとローカルネタになるので、代わりに比較的メジャーなところを。
例えば有名な渋谷の交差点とか……

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横浜のみなとみらい周辺とか(ショッピングモールの再現度!)……

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都市部であれば、何気ない路地まで作り込まれています。
住宅展示場の個性的な建物たちもこのとおりです。

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これはゲームなので、近所のスーパーの屋上駐車場や、自動車教習所のコースに着陸するような無茶な飛行も楽しめます。

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……と思っていたら、現役のエアラインパイロットの方々も、本日公開のYouTube動画で同じようなことをしていました。楽しそうです。

違和感を楽しむ

都市部のデータは、現実世界の写真から作り込まれていますが、地方の多くは地図からAIが作り出した町並みです(この記事のヘッダー画像も、AIが作り出した世界です)。
当然、違和感がありますが、それを味わうのも楽しみの1つです。

リリースの約1ヶ月後に行われた大型アップデート(日本の都市やランドマークの大規模更新)の前は、東京の中心部も違和感だらけでした。
例えば、東京タワーや明石海峡大橋の支柱は300メートルのビルでした。

私の実家がある滋賀県周辺は現在も専用データがありません。
2階建ての実家が3階建ての立派な建物になっていたり、町内会館が工場風になっていたりと、知っている建物と比較するのも楽しいです。

地方はこんな感じです。

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低高度を飛ぶと建物がやや残念ですが、遠方の景色は記憶通りです。
中央の丸い山は比叡山です。ドライブ中、北に行くほど山頂が尖り、南に行くほど丸くなるのが見られますが、これがゲーム中でもしっかりと再現されているのに感動しました。

飛び回る楽しみ

このゲーム、着陸ミッションなどのおまけ的な要素はありますが、敵を倒すとか、旅客を乗せて稼ぐなどの目的は用意されていません。

それゆえ、飛行中のリアルさや細かな作り込みに価値が出ます。
この作り込みを一番分かりやすく体験できるのが、自分がよく知っている場所を飛び回ることなのかもしれません。

世界中のデータが入っているので、もちろん、知らない場所を飛ぶのも楽しいです。
ビッグベンのすぐ近くに観覧車があるのも、パルテノン神殿が丘の上だというのも、スエズ運河に閘門がないのも、このゲームで知りました。

ゲームの価格や、飛行操作の難しさを考えると、敷居は少々高いですが、空が好きな方は是非楽しんでいただきたいゲームです。

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