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爺のつぶやき、血圧研究 、その2

今朝、血圧を測ったら、150でした!不安です!
どうしたら良いでしょう?
こういう問い合わせが、やたら多いのです。

私も年老いたのですけど、私の患者だった人もいい加減に年とっています。
実は、血圧が、150だろうと160だろうと問題ないのですが、
患者の心理としては、不安なのです。
20代の若い人が、血圧150でしたと言ったら、私も真剣に考えます。
年寄りが、150の血圧?
実はそれで良いのです。

多くの人が血圧の最高値が135が正常と思っています。
アメリカでは135でも高いと言われることがあります。
でも、平均値?
誰の平均値?
どういう人の平均値?
忙しい人と、暇な人の平均値は、どうなのかな?
能天気な人と、神経質な人の平均値はどうなのかな?

人によって、個人差が大きいのです。

今朝、ホノルルの60歳白人から、血圧の上が153、下が73だ、
どうしたら良いのかと緊急テキストメッセージが来ました。

私の返事は、素晴らしい、大成功、
忙しい脳が、たくさん血液を要求したのだね。
ちゃんと脳に血液を送ることができたから成功だ。
でも、ビジネスから気分転換して、海を見ながら深呼吸したら下がるよ。
そうやって、お昼になると、血圧が上が139、下が78と報告してきました。

ビジネスをやっている人は、意外に怖がり、不安症が多いのです。

血圧が高めだから、すぐに薬をくれ!
これは、自分の生活態度を振り返らない人の態度です。
ガリガリとビジネスに夢中になったり、
ちょっとしたことに不安になったり、
世間的に言われている平均値という規定概念に囚われる。
そういう人は、薬くれと言います。

でも、薬とか何かないと不安な人が多いのも事実です。
だから、私も漢方薬を処方しますよ。
税務調査が入ってストレスが多いときは、漢方薬を出します。
離婚裁判でストレスが多い人に、漢方薬を処方します。
でも、覚えておいてください。
血圧を上げているのは、私たち自身なのです。
下げるも、上げるも、私たちの精神次第なのです。

ひ弱な私たちの精神を補助するために、漢方薬を処方します。
漢方薬は、植物です。
自然界は、宇宙の力がみなぎっています。

私たちは、起きている時は、エゴで動きます。
エゴが社会を動かします。
エゴで、人は病気します。
寝ると、命を生み出した宇宙に戻っていきます。
エゴから離れて、ゆっくり寝ましょう。

心配になることを、寝る前に、やたらと考え続ける人がいます。
心配だから、寝られませんと言って来ました。

じゃ、心配事を紙に書いてください。
そして、忘れて、寝てください。
そして、朝起きてから、心配事の書いた紙を見てください。
エゴに引きずられると寝られません。

寝る前に、今日一日、生かされて来たことを感謝して、
ありがとうございます、
自分に向かって言いましょう。
生命は、宇宙が産み出したのです。
人は、母なる宇宙の摂理に生かされています。
血圧、高かろうが、低かろうが、
感謝すれば、身体はリラックスします。
これが、私たちの最初の薬です。

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