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逃避の散歩 147.石神井川(その2:練馬区)

(その1:小平市、西東京市)より続く。

西武新宿線東伏見駅南口から徒歩6分。前回の終点だった西東京市の溜渕橋そばにある練馬区立武蔵関公園の入り口に来た。

今回はまず、この公園に入って練馬区内の流域を進んでいく。川はこの公園の外縁に沿って流れているからだ。水が流れていない園内の水路に架かる橋を渡り、1分で最初の橋となるとちの木橋を通過、左にカーブしながらよしきり橋を過ぎると右へカーブしながら緑橋、つたや橋を過ぎる。

7分に武蔵関公園橋を渡って武蔵関公園を抜け、弁天橋前で右折して西武新宿線の線路と並行しながら進んでいく。長者橋の前はそのまま抜けられないので近くの横断歩道に行って迂回し、名称のない同線の踏切がある橋梁を渡り、次の睦橋歩道橋を渡って線路との間に移動。

16分に西武新宿線武蔵関駅北口前を通過。以前、区内駅ラリー(49回)では逆側の南口前を通過したのを思い出しつつ、この前を左折して若宮橋前に出たらすぐ右折して関新橋前を過ぎ、関町庚申通りを通す庚申橋では左側にある庚申橋北交差点を迂回して先を進む。

稲荷橋を渡り、区立武蔵関駅東自転車駐車場の出入口前を過ぎて最初の角を左折して次の十字路で日之出橋の前を通過し、その次の丁字路の突き当りで左折し、曙橋を渡り最初の十字路を右折する。直線から左へカーブする途中にある角を入り、右へクランク状に進むと長い直線の川沿いに出る。

西豊城橋、豊栄橋、集い橋、豊城歩道橋と一気に抜けて豊城橋で左折し、石神井台四丁目交差点を右折して都道245号・新青梅街道に入る。わずかに下りながら右へ緩やかにカーブしていく。

34分に扇橋を渡ると下り坂となり、坂下の案内標識があるところから上り坂に変わり、坂上の早大学院前交差点を左折して上石神井通りに入り。最初のY字路を左へ進んで次の角を左折するとまた下り坂になり、40分に坂下で小ケ谷戸橋前を右折して川沿いに出る。

愛宕橋と栄橋の間では階段を下りると護岸を兼ねた歩道があり、上御成橋から左へ曲がり松之木橋にかけて植栽が続く。さくらの辻公園の前を過ぎて52分に都道444号・下石神井大泉線と交わる石神井公園団地東交差点を渡り、蛍橋前を右折。

実は、以前やった区内駅ラリー(49回)で西武新宿線上石神井駅から北上してこの橋を経由して川沿いに歩いて西武池袋線練馬高野台駅に向かう予定だったが、道を間違えて都道443号・笹目通りに出てしまった。今は予定通りにならなかったのが怪我の功名だったと思う。

川は少し右へ曲がり、茜歩道橋、根ヶ原橋と通り過ぎると睦橋で少し左へ曲がり、59分に都道25号・旧早稲田通りを通す豊島橋を通過。歩行者と自転車用の憩い橋、そして坂下橋と直線が続いたところで、1時間4分に山下橋で川は右へ曲がる。

川は和田前歩道橋から都営住宅南田中アパートに挟まれ、桜並木の遊歩道が延びている。少し先を進むと階段があり、下りれば護岸の歩道に出られる。この辺りは意外とロケ地に使われていて、日曜の朝にも見かけた風景だったりする。

次の南田中橋から、区内駅ラリー(49回)で渡った平成みあい橋の前をひさびさに通過し、少し左へ曲がりつつ1時間10分に笹目通りを渡す長光寺橋の下をくぐる。

クランク状にスロープが付いた長光寺歩道橋を過ぎ、西武池袋線の高架前にある薬師堂橋で桜並木が途切れ、下薬師堂橋を過ぎるところで左へ大きく曲がる。高冨士橋から富士見橋に差しかかるところで桜並木が再び現れる。

高野橋で少し右へ曲がり、谷原二之橋、桜見橋がある直線を抜け、谷原三之橋で右へ大きく曲がる。こぶし橋、大野橋と進み、かみしんでん橋はそのまま進めないので、左側にある都道8号・目白通りの谷原一丁目交差点から迂回して戻るとまた右へ緩く曲がり、1時間29分に川は目白通りと合流する。

境橋、竹橋を通り過ぎ、都道311号・環状八号線との交点で練馬大橋がある練馬中央陸橋交差点に出る。同交差点で川は少し左へ曲がる。

横断歩道を渡り、高松橋を渡る途中で調節池が見える。妙正寺川など氾濫しやすいとされる川でこのような形状で道路側へ一旦逃すタイプの調節池はよく見かけるが、この川では初めて見る。ひょっとしたら見落としていただけかもしれないが。

幸いにも、自分が住んでいた頃は水害がなかったが、この川沿い近くに住んでいた当時の友人らから「昔はすぐに氾濫して大変だった」という話を聞いたことを思い出す。

次の名称がない交差点の横断歩道を渡って右折。貫井橋前を左折して小橋前から川沿いを進む。新小橋、道楽橋、神路橋、西田中橋と橋ごとに緩やかなS字を描くように蛇行し、田中橋の手前で直線になり1時間44分に石川橋へ。

個人的にはこの橋の左側奥に広がる都立練馬城址公園がハイライトだったりする。自分が住んでいた頃はとしまえん(2020年8月31日に閉園)の敷地で川沿いに通り抜けられなかったからだ。同公園に入り、かつて敷地内を連絡した橋の跡の前を通過する。

もちろん、仮囲いの金網などで立ち入りできないが、その向こう側に見える跡地はきれいに施設が撤去されていて、かつての面影は一切感じられない。公園の再整備が終わるのはいつになるのか。

途中で一つだけ人が通れる商業施設への連絡橋(トップ画像参照)の前を通過する。ここだけ架け直していると思うが、見通すと以前駅ラリー(49回)で通った西武池袋線豊島園駅の方へ連絡通路が整備されている。あの当時はまだ工事中だった。

1時間52分に都道439号・千川通りと同311号・環状八号線とのバイパス道を担っている区道の豊島園通りを渡す中之橋前に出る。車が頻繁に行き交いそのまま渡れないので、北側の交差点から迂回して先を進む。

南宮橋、西早宮橋、東山下橋を通り過ぎ、1時間59分に東中央橋に出る。ここで奥側に新しい橋を架ける工事のため仮囲いがされていて先が見渡せないことに気付く。困ったなと思いながら東中央橋交差点を2段階で渡り、区立練馬総合運動場公園の方へ回る。

どう抜けるかグーグルマップを確認して考えようと思ったところで横断歩道から見て仮囲いの右前に川沿いへ抜けられそうな通行路を見つけたので、もし抜けられなかったらそのとき考えなおそうと思いつつ直感で通り抜ける。直感は当たり、そのまま左に曲がる川沿いに戻れて糀谷橋を通過。

次の大橋で右へ曲がり、都道442号・北町豊玉線を渡す新大橋から人道橋の早宮橋までの直線からまた右へ曲がりつつ区立高稲荷公園の前を通過し、高稲荷橋、鎌田橋から四の宮宿橋を渡り、逆側の沿道を進み丸山橋前を通過。

2時間16分、都道441号・池袋谷原線を渡す正久保橋を通過する。このすぐそばには区内駅ラリー(48回)で通過した東京メトロ有楽町線氷川台駅2番口の手前にある横断歩道を渡り、新しい橋工事の仮囲いの金網の間にある通行路を抜けて石神井川畔植樹記念碑がある路地から川沿いに戻る。

ふと昔の記憶を思い出した。橋工事が始まる前はあんな記念碑がなかった気がするのだが、いつ設置されたんだろう。

宮宿橋、仲羽橋を過ぎ、羽沢橋から羽木橋にかけて左へ曲がるところから右の向こう岸に桜並木が見える。そして開進橋から向こう岸に城北中央公園が目に入ると練馬区内の橋はそろそろ終わる。

2時間27分、練馬区最後の橋となる湿しつ橋に到着。グーグルマップ上ではもう一つ橋があるはずだが、右側に見える調節池の工事のために撤去されたようだ。

湿化味橋から見通すと、本当なら奥の曲がる所までの間にあったようだが、やはり橋は見えない。今回はここまでにし、続きは後日にする。

渋谷へ行くため電車に乗ろうと思うが、ここから最寄りの駅はさっき近くを通過した東京メトロ氷川台駅だ。だが、その隣駅の小竹向原駅に向かう。氷川台から乗ってもこの駅で乗り換えになることがあり得るからだ。

行き方は羽根木橋まで戻ってその前を左折、開進四中前交差点を過ぎて次の信号を過ぎると上り坂になり、坂の途中にある次の信号を右折。東京武蔵野病院の裏側を通り、街路工事の金網による仮囲いで囲まれた丁字路の突き当りを左折。都道318号・環状七号線の武蔵野病院前交差点に出る。

同交差点から都道441号・要町通りに入り、少しの上り坂を進んで小竹向原駅1番口に到着。湿化味橋から13分ほどのところだ。

そういえば、さっきの武蔵野病院前交差点に差しかかるところの仮囲いが気になるな。後で電車に乗っているときに検索してみよう。

<練馬区のルート>
区立武蔵関公園から小ケ谷戸橋まで
小ケ谷戸橋橋から中之橋まで(近いルート)
中之橋から湿化味橋まで
※通過ポイントが多く、グーグルマップで一度に立てられるポイントが制限されているためやむなく分割。

(その3:板橋区、北区)へ続く。