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読書レビュー;「ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく」堀江貴文 ☆仕事とは何か☆


本日は、堀江貴文さんの
「ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく」
の読書レビューの府に落ちたポイントを投稿いたします。

「宝くじで1億当たったら、何に使う?」

こんな言葉、よく耳にしますね(笑)

あなたも、こんな質問受けたことはありませんか。

お金に別に困っているわけではないでしょうが、宝くじは、お金が手に入るという「夢」が手に入ります。

ビジネスでも、夢が買える宝くじでも、お金が手に入るというのは
「生きるために仕方ないから働いてる」という意味からの解放なのかもしれません。

しかし、ビジネスは、成長や仲間、プロジェクトの成功など、お金では買えない良いものが溢れてると思います。

本を読んで最初に堀江さんから私はこんな風な問いをブン投げられました。

仕事とはどんなものなのか?
そして、何のためにするのか??
その明確な答えはありますか?

です。生きるためには必要なことですが、人生の大きなウエイトを占める仕事。
それを我慢の時間に使うのは、確かにかなり勿体ないですよね。

今からお伝えするのは、堀江さんが証券取引法違反で実刑判決を受けてから、最初に出版された本であり、ゼロの状態に戻った今だからこそ、伝えたいことをまとめた本です。

あなたにとっての仕事はどんなもので、
あなたは何のために働いているのか。
もちろん「メシを食うため」とか「家賃を払うため」は理由にならないし、そこで考えを止めてしまうのは、ただの思考停止だ。
衣食住に事足りていながらも働く、その理由を考えてほしい。

ゼロ


ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく 堀江貴文著 Amazon


この本を読んで、特に私が府に落ちた「仕事」に対する堀江さんの考え方を紹介させていただきます。

本書は、ベストセラー「多動力」などとは違い、堀江さんの生い立ちや、現在の発想にいたる理由などを優しい言葉で描いた一冊です。お楽しみください。


こんな人におススメ

・現在の仕事に対してモチベーションが下がっている方
・これから何かにチャレンジすることを考えている方
・堀江さんに興味があるが何の本から読んでよいかわからない方


モチベーションが下がっている人と、何かにチャレンジしようとする人って、要するにほぼ全員ですよね。
結果。全ての人に読んでいただきたい、素晴らしい本でした。

この素晴らしさを伝えられるように全力で書きますので、今日は
付き合ってもらいますよ(笑)

チャンス”だけ”は、誰にでも平等に流れてくる

チャンスについて語るとき、僕はよく「桃太郎」を例に挙げる。
川で洗濯しているおばあさんは大きな桃に飛びついた。鬼退治の物語はおばあさんが桃に飛びつくところから始まるのだ。

チャンスとは、あらゆる人の前に流れてくる。
大きな桃じゃないかもしれない。葉っぱ一枚のこともあるだろう。
それでも、目の前に流れてきたチャンスに躊躇なく飛びつくことが出来るのか。
それが問題なのである。

チャンスは誰にでも平等に流れてくる??

ん??じゃあ、なぜ成功する人とそうでない人に差が生まれるのでしょうか??

チャンスの見極め方がわからない??
桃と葉の違いがつかない??
僕にいわせるとその発想がすでに「ノリの悪さ」を表現している。
チャンスを見極める必要などない。
少しでも面白そうと思ったら、躊躇せずに飛び込む。
そうしないとせっかくやってきたチャンスは、流れる桃のように過ぎ去ってしまう。

堀江さんは本書で、自身の「ノリの良さ」を示す例としてヒッチハイクを行った経験を語っております。

私も含め、多くの人にヒッチハイクのハードルはかなり高いと思います(笑)

では、ハードルの高いヒッチハイク以外はチャレンジできていますか??

例えば、人におススメされた本を読んでみたか?
例えば、憧れの人に自分から声をかけにいったか?
例えば、アドバイスもらった通りにまず行動をしてみたか?
例えば、、、

小さなチャレンジの山を、ノリの良さで超えていくこと。
それこそが小さな成功を重ねるために必要なことなのです。

私もたるんでたかもしれません。現状に満足してしまっていたかもしれません。
最近、世間一般では、若いとされる年なのに、周りよりはできている方と勝手に思っていたのかもしれません。

「このままでは、一生このまま」

勉強も自分の悪い性格も、やってなかったボランティア活動も、
このままでは今のままで納得して人生を過ごしていたでしょう。

まずは挑戦してみよう。辞めるのは飽きてからでも遅くないと思いました。

自由とは心の問題

「やりたいことがない」は真っ赤な嘘だ。
海外の旅番組を見てフランスの田園風景が映る。「こんなところに住めたら最高だなあ」と思う。英語に堪能な人を見て、羨ましく思う。自分と同年代のベンチャー起業家に刺激を受ける。

それでも、これといってアクションを起こさないのはなぜか?
最初っから「できっこない」とあきらめているからだ。

私は現在修士2年で、まさにこの前まで就職活動を行っておりました。

就職活動では、「自己分析」をして、自分の好きなことを見つけて、それを仕事にすることが大切とよく言われます。

しかし、大多数の人が、
「結局、好きなことがなんだかわからない」
そんな何となくの状況のまま、仕事を決めてしまうのではないでしょうか。

やりたいことがないのではなく、無理と決めつけているのだ

無理と決めつけることで、好きということを忘れてしまうことすらあります。勝手に自分の可能性を閉じてしまいますよね。

そして、目の前にチャンスが流れてきても、
「どうせ、自分なんか」
とへりくだり、桃が流れるのを見送るだけになってしまうのではないでしょうか。

もしかしたら私は、桃を切らないおばあちゃん状態だったのかもしれません(笑)

ネガティブに「できない理由」を考えて好転する物事など、一つもない。
物事を「できない理由」から考えるのか、それとも「できる理由」から考えるのか。

出来る理由を考える。たった意識一つの差は大きな結果の差になると私は思いました。


そして、挑戦することにおびえる人へ、堀江さんのエールの言葉が私には非常に響きました。

たとえ最大級の失敗が襲ってきたとしてもマイナスにはならず、ただゼロに戻るだけだ。それは怖いことでも何でもない。

つまり、「仮に最大級の失敗をしたとしても、なにもやらなかった時と同じ状況までにしかならない」という意味ですね。

ゼロに小さなイチを積み重ねる

5+5で10の成果を出すのではなく、5×5で25の成果を出す。
同じ時間、同じ労力を使いながら、より大きな成果を出していく。繰り返し訴えてきた「掛け算によるショートカット」だ。
しかし、人は誰しもゼロの状態からスタートする。
そしてゼロの自分にいくら掛け算をしても、でてくる答えはゼロのままだ。

他分野にまたがり、総合的に稀有な存在になる。

しかし、その言葉の魅力に惹かれて忘れてしまいがちなのが、他分野にわたって活動するためには、一つの分野にそれなりの時間と熱量を持って取り組むことが必要なことです。

改めて、いや、「新ためて」小さな地道な一歩から踏み出そう。


長くなりましたが、最後にゼロ→イチの考え方で、私の好きな堀江さんの考え方のわかる文章を引用します。

マーガレット・サッチャー元英国首相はこんな言葉を残している。
「金持ちを貧乏人にしたところで、貧乏人が金持ちになるわけではない。」

他者の足を引っ張り、引きずりおろしたところで気が晴れるのは一瞬のことだ。むしろ時間が経つほど空しさや苦々しさに襲われるに違いない。
なぜなら、あなたの居場所はまったく変わらず、ゼロ地点のままなのだから。
他者を引きずりおろすのではなく、自分が這い上がろう。先行く他者にブレーキをかけるのではなく、自分がアクセルを踏もう。
これは「嫉妬心」と「向上心」の分かれ道であり、ゼロにイチをたせるかどうかの試金石である。

成功したければ挑戦すること。
挑戦して、全力で駆け抜けること。(残りの大学生活1年間奮起してやる!)

人と比べ、向上心に満ちた心で今日も誰にも負けないように挑戦を続けていきます。

まとめ

本日は堀江さんの「ゼロ」を紹介しました。

とても読みやすい本にも関わらず、大変深い内容になっており、
このレビューも長くなってしましました(笑)

この本を読むきっかけをくれたのは、アルバイトでお世話になっていた先輩です。

私は「多動力」を読み、堀江さんの考え方に非常に共感しました。

そう話すと、その先輩は私に
「個人的にはどうでもいい本だった(笑)
多動力含め、ほぼ全てゼロの薄めた内容しか書いてない。」
と言い放ちました(笑)

「普通、人が良いって言ってるのに、そんなこと言わねえだろ、、、」
とマジで思いましたが、本当に「ゼロ」は熱くなる内容でした。

先輩の人に合わせないという行動も、堀江さんのスタンスに似ている気がしました(笑)

私も負けずに、挑戦を続けていきます。

長文になりました。ここまで読んでいただきありがとうございます。

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