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読書レビュー;「さあ、才能(自分)に目覚めよう STRENGTHS FINDER 2.0」 トム・ラス⭐️才能について知る意味⭐️

皆さん、こんにちはー!!

突然ですが、「ストレングスファインダー」という自己分析診断についてご存知ですか?

これは、アメリカのGalluo社が提供する「自分の才能について知るための自己分析診断ツール」です。

そして、本日紹介する「さあ、才能(自分)に目覚めよう STRENGTHS FINDER 2.0」とは、ストレングスファインダーを受けるためのアクセスコードがついている本です。そして、診断結果をどのように活かしていくのかについて、非常に細かく書かれています。

⚠️アクセスコードは一冊の本につき、一回しか行えないため、新品で購入する必要があります。


ひこまるは、この本を読み、実際に自己分析診断を受けたことで、自身の行動の習慣を変えることができました。
全ての人に一度は受けていただきたいです!

皆さんにも本書の魅力をお伝えできるように、才能を知る意味や、実際に使ってみた感想などを記事にしました。

よろしくお願いします!!☺️

こんな人におすすめ

・ストレングスファインダーが気になっていた人
・自身の強みを作りたい人
・就職活動や転職活動を行っている人

いばらの道を選ぶな

私たちは、ドラマや映画などで、才能が全くない人が奮闘した結果、最後に「小さな勝利」をあげる物語が非常に好きですよね。

実は、これは日本だけの話ではなく、世界中の人が、苦手を克服する物語に感動をするようです。

本書では、「苦手を克服する」という誤った時間の使い方の例として
『ルディ/涙のウイニング・ラン』という映画をあげています。

主人公のルディはノートルダム大学の生徒で、アメフトの練習チームの一員である。170 cm未満なのに体重が74 kgもある、お世辞にも身体的能力を備えているとは言えないルディだが、彼は非常に高い「志」を持っていた。
4年間、毎日練習で叩きのめされてきたが結局最後まで正選手にはなれなかった。
しかし、そんな彼が4年生の最後の試合でついにユニフォームを着ることを許された。試合終盤、ノートルダムの勝利が確実になった時、監督はルディをフィールドへ送り出した。ホイッスルが鳴る直前、ルディは初めて一つのタックルを決めることができた。試合終了後、チームメイトは彼を胴上げした。

ひこまるは、感動系に非常に弱いので、
努力が実を結んだ、こんな映画を見たら確実に泣いてしまいます(笑)

しかし、この物語で一つ忘れてはならないことがあると、著者は言います。

結局、ルディは何千時間も練習に費やしたのに、得られた成果は試合に数秒間出場して、たった一つタックルを決めただけなのです。

これは確かに感動できるお話しかもしれません。
しかし、莫大な時間を苦手を克服することに注ぎ込むことは果たして正しい選択と言えるのでしょうか?

才能を強みにする

この本では、才能とは

「頻繁に繰り返す思考、感情、行動」であり「性格の軸となる特徴や資質」

のことを意味しています。

そして、ここで注意すべきは、
才能とは「特徴」や「資質」のことであり「強み」ではありません。

強みとは、才能があった上で投資することにより、生まれるものなのです。

強み = 才能 ✖️ 投資(練習やスキル開発、知識を得るためにかける時間)

これは、才能があっても、投資を怠れば強みを作ることはできないし、逆にどんなに投資をしても弱み(才能がない分野)を改善しようとすると、莫大な時間だけが消費されてしまうことを意味しています。

苦手なことに挑戦する美学を捨てて、自分の強みを生かせることに挑戦することが大切なのです。

ストレングスファインダー

資質(才能)を探すためのツール、それがストレングスファインダーです。

これは、177の質問に答えることで34種類の中から自分を特徴付ける5つの資質を知ることのできるものです。

自分の資質を知ることができたら、そこから、具体的な行動を起こすために、行動アイディアを読みます。

このことにより、才能のある部分に投資することで、強みを生み出すことができるのです。

自分の強み

それでは、実際にひこまるがストレングスファインダーを受けた結果を元に、どのような行動に移したのかについてお話しします。

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じゃん!!

これがひこまるの、上位5つの資質です。

ここでは、自分で一番納得できた「ポジティブ」についてお話しします。

ポジティブ

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自分で言うのもなんですが、ひこまるは非常にポジティブです(笑)

基本的には、どんなことも肯定的にとらえるし、仕事は楽しいものにできるし、大きな障害があっても、ユーモアを持って取り組むことができます。
そのため、この結果は自分でとても納得することができました。

しかし、最近はそのポジティブさが原因で、楽観的すぎる、事態をしっかり考えきれていないと否定されてしまったことがあります。

ポジティブなことはきっと人にプラスの効果を与える場面もあると思うので、そこをどのように活かしていくか悩んでいました。


そこで、本書のポジティブな人の「行動アイディア」を読み込みました!
その一部を抜粋して以下に載せます。

・肯定的な面に目を向ける職務に秀でています。教育やセールス、起業、またはリーダーの役を担うことであなたは物事を劇的に変えていくでしょう。

・友人や同僚の活動に光を与える計画を立てましょう。ちょっとした功績を祝うイベントの開催などを考えましょう。

・単に認識が甘いから熱意を抱いているわけではないことを説明してください。あなたは悪いことが起きるかもしれないこともわかっています。あなたは単に良いことに着目することの方が好きなのです。

私は、大変な時こそ明るく挑戦するのが、仲間を励ます行為と考えておりましたが、それだけでは、ことの重大性がわかっていないだけの人間に見られることがあるとわかり、過去の私は適切な行動を取れていなかったと知りました。

また、恥ずかしさで、友人へ感謝やお礼の言葉などを伝えることをしなかったこともあります。

そこで、行動アイディアから、私が実践すると決めたことが以下です。

・自分の周りにいる人にエネルギーを与えられるように、決してネガティブなワードは言わない。いつでも、周りの人を安心させられる発言を意識する。感謝の気持ちを必ず言葉にする。

・友人が何かを達成した時や誕生日は絶対にそれについてコメントを送る。

・何か障害にぶつかった時、それが大した問題でないように振る舞うことは絶対にしない。何故、大変な状況とわかっていても、それでも楽観的でいられるのか、理由を丁寧に説明する。

これらのことを徹底して、ポジティブがしっかり強みになるように育てて行こうと思います。


今週、塾のアルバイトをしていた時、小学生の女の子が、割り算をするはずの部分を誤って、掛け算して間違えていました。

本人は、満点を逃して非常に悔しそうだったのですが、

「確かに悔しいよね。でもそのおかげで、掛け算もっと上手くなったね!」

と、笑顔でポジティブに返すことができたと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

少しでもストレングスファインダーの魅力が皆さんに伝わっていれば幸いです。

資質の中には、知っていたものもあれば、正直、意外なものもありました。
しかし、解説を読むと納得できることが非常に多く、自分の隠れた才能を見つけることができたと思います。

強み = 才能 ✖️ 投資

このことを忘れず、行動アイディアなどを読み込み、実践を繰り返して成長していくことが大切と思います。

ぜひ、皆さんもストレングスファインダーで、
自身の才能を調べて、強みを生み出してください!

では、また次回の記事もよろしくお願いいたします!


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