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人生100歳時代、コーチという仕事のススメ

経済評論家(もはやこの肩書だけでは表せないけど)勝間和代さんの100歳時代の勝間式人生戦略ハック100を読んで、なんとなく、私の長年のモヤモヤが晴れて来ました。
私自身、勝間さん主催の勝間塾で2011年のスタート当初から学ばせて頂いてます。
塾での学びがきっかけで、コーチという仕事に出会いました。
コーチングに魅了されてコーチして活動していきたいと思いました。
コーチ1本でやっていきたい、プロコーチとして稼いで生きていく!そう決めました。

でも、そんな考えは浅はかだと気づくのに、それほど時間はかかりませんでした。コーチとして稼ぐなんて無理!エンジニアだった私は、人に関わることは、得意というよりむしろ苦手な分野、そんな私が、すぐにお金をもらってコーチングをするなんて無理な話でした。

コーチング自体は楽しいし、コーチとして活動はしたい、でも、家族もいるし、生きていくためには目の前の収入が必要
そのためには、コーチ1本というこだわりを捨て、もとのエンジニアに戻りました。
正確にいうと、エンジニアとコーチの二足のわらじ、収益はエンジニアの仕事がほぼ100%、コーチの収入は微々たるもの、それでもいつかコーチとして活躍できる日を夢見て・・・

3年半くらい続いたと思います。
その間に、コーチとしての活動がちょっとづつ増え、エンジニアの仕事をちょっとづつ減らし、コーチとしての活動にシフトしていきました。
といっても、コーチング1本ではなく、ストレングスファインダーのセミナーを開催したり、企業で研修をしたり複数の事をしていました。
今も、コーチングスクールの運営や研修などやってますし経営もやってますし、この先、まったく違う分野の仕事をするのも面白いなとも思っています。

プロ・コーチってなんだろう?
プロってなんだろう?
プロといったらそれ1本で食べてくイメージ?
コーチってコーチングだけで生きていくのは成り立つのだろうか?
みんながプロコーチとしてコーチングだけで稼いで行くができるのだろうか?

この疑問をずーーーーと持っています。

私自身が苦労してることもあり、みんなに安易に「プロコーチを目指そう!」と言うことができません。
私が運営しているコーチングプレイスでは
「プロコーチを目指さないコーチングスクール」
「ゆるく楽しいコーチングスクール」
というキャッチフレーズをつけてます。

プロは目指さないけど、コーチングを学ぶことで、人の話を聞けるようになり、相手を尊重できるようになり、人間関係が良くなり、子育て、会社での人間関係、マネージメント、その他いろいろなことに役に立つからコーチングを学ぶと人生に役に立つと思っています。
もし、学んだ先に、プロコーチを目指したくなったら目指せばいい、決して、プロコーチを目指すのをススメないわけではないです。
でも、まずは地に足つけて、楽しく学んで続けて行こう、そういうスタンスでスクールをやっています。

私自身は、コーチという仕事は好きだし、この先もやっていきたい、みんなにススメたいという気持ちもあります。
コーチってクライアントと共に生きていると言うか、クライアントの喜びが自分のことのように嬉しかったり、クライントの成功が自分の成功のように嬉しかったり、少しでも役に立ててることが、自分の幸せに繋がっています。

だから、コーチングスクールを運営する者として、仕事としてコーチという生き方を推奨していいのか、悪いのか、ずーーーっと答えが出ませんでした。

さて、冒頭で紹介した勝間さんの100歳時代の勝間式人生戦略ハック100の中で、定年後の人生の話が出てきます。
100歳時代となると、65歳で定年退職したら残り35年、70歳が定年となったとしても30年あります。
金銭面では年金や勝間さん推奨のドルコスト平均法などの投資や貯蓄である程度生活は成り立つようにはできます。
でも、人は仕事を通して、誰かの役に立つことでより幸せを感じることができます。というようなことが書いてありました。

誰もが持っている欲求として、承認の欲求があります。
誰かに喜んでもらう、感謝されることで自分も幸せを感じる事ができるのです。
だから、定年後も仕事を通して誰かに感謝されて、その対価としてお金をいただくことで、より充実した人生を送れるようになると思います。

そうだ!人生100歳時代の仕事としてコーチっていいじゃない!

月に何十万、何百万稼ぐコーチっていうとハードル高いけど
月に5万円、10万円なら目指してもいいんじゃない?
誰かの役に立って、お金も頂いて、幸せな人生送れるんじゃない!

そのために、今から複業でコーチを目指してもいいんじゃない?

実際、ほとんどのコーチは、コーチとして以外にいろいろな仕事をしていると思います。

・会社員をしながら複業でコーチングをしている方
・会社経営をしながらコーチングをしている方
・企業研修とコーチングとセミナーなどをやっている方(これが多い)
・育児をしながらコーチとして活動してる方

実はこうして複数のことをしていることが、コーチとして提供できるものの幅を広げています。

会社員、マネージメントを仕事で行っている方なら、その中で、たくさん苦労もあると思います。クライアントがマネージメントで苦しんでる場面では、コーチの経験からサポートすることもできます。

子育てを経験されたコーチなら、子育てで苦労しているクライアントの気持ちに寄り添って聞くことができると思います。

経営者なら、若い経営者のメンターコーチとして力を発揮できます。

人の話を聞くのが好き、気がつくと誰かに相談されることがある、誰かを応援するのが好き、という方ならコーチと名乗ってないだけで、すでにコーチングをしているかもしれません。

決して、コーチング1本で活動することが、プラスになるというわけではなくて、コーチの歩んできた人生そのものが役にたっていきます。

コーチとして人生を1からやり直すというよりは、今までの人生経験を持って、新たにコーチングというスキルを得て、それらをかけあわせてコーチとして活動になっていくのだと思います。

人生100歳時代の仕事としてコーチっていいじゃない!
(何回でも言いたい)

長いモヤモヤが晴れた気がします。
コーチとして活動する人を全力で応援していきたい、そう思います。

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