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経験 × 新規事業

新規事業において
とても重要なファクターに
「ユーザーインサイトを掴む」
というのがある。
ではどう掴むのか

ユーザーヒアリングというのが
オーソドックスな手段だと思う。

しかし
むやみやたらに
ヒアリングを始めるわけにはいかない。
「ヒアリングで検証したい!」
と思える有効な仮説が必要だ。

有効な仮説を用意する方法として
自分の経験を見つめ直すことにした。

乗り物酔い

私は車に乗ると酔う。
教習場に通うために、
駅から教習場まで
送迎してくれるバスに乗って
車酔いになったこともあった。

酔いを治す方法として
私は、薬局で買える酔い止めを買う
という手段を採用している。
(他に手段を知らないからだ)

今まで何度も
酔い止めを飲んできた。

誰かに車に乗せてもらうときは
車酔いになりやすいことを
伝えるべきか否か悩まされることもある。

「上記は車酔いになる人の
共通認識なのでは」と思うと
解決手段が酔い止め目薬だけ
というのは心許ない気がする。

また、今後の人生ずっと
この課題を抱えて
生きていきたくないと思った。

こう考える人が多くいるのなら
乗り物酔いを別の手段で解決する
サービスが生まれてもいいのではないか
と思えるし

また、今後VRサービスがより
一般化していったとき
酔いに悩まされる機会は増えるのではないか
と思えてくる。

そもそも、
乗り物酔いの原因をChatgptに問うと
乗り物酔いは、脳の前庭
という部分が関わっているらしい。

もし前庭をトレーニングで
鍛えることができるなら
一定のニーズがあるだろうが

◯医学的根拠を抑えること
◯成果にコミットすること
の二点が事業化の障壁
なのではと思うところで
一旦止まっている。

外食

私は食べログ、Retty、一休などの
グルメサイトを使う。

しかし、グルメサイトで
レストランを選ぶときに
決めきれないと良く悩まされる

選択肢が数多く表示されるので
そこで迷うことが多い。

私の場合レストランを
グルメサイトから選ぶのは
誰かとご飯を食べるときなので
無数に選択肢が出てきたら
最適なものを選ばなければ
という思考になる。

しかし、
私がご飯を共にするのは
フランクに
お店を選べる関係性の人ばかりだ。

なので、私としては
もっとカジュアルにお店を選びたい。

こんな人が他にもいるなら
下記のようなサービスが
あってもいいのではと思った。

3つしかレストランを提案しないグルメサイト

ユーザーに所要時間と料金帯
料理のジャンルぐらいを回答させて、
その結果から
レストランを三軒だけ
レコメンドするグルメサイト
はどうだろうか?

多数のレストランから
悩みながら選ぶのではなく、
その三軒から選ぶ。
ということになれば
負担が少しは減るのではないか

また、複数人で
その三軒のレストランに対して
投票して決める機能を設けて
簡単に合意形成を取れる仕組みを
用意するというのはどうだろうか

結論

アイデアの質はさておき
自分の経験から生み出すことで
N=1のユーザーインサイトを掴む可能性が
高まることを体感できた。

しかし自分の経験を振り返るだけだと
経験のストックが枯渇するので
経験を効率よく
積み上げる方法が必要だと思った。


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