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人の発言が怖いという人に必要な力

コミュニケーションを通じて、
人生の幸せとビジネスの成功をサポートする。

経営カンサルタントの棚原です。

今日は『人の発言が怖い』という方にとっては、
必見の内容になっています。

✔︎ 誰かの言葉が気になる
✔︎ だから緊張してしまう
✔︎ 顔色を気にしてしまう
✔︎ 人に会いたくない

このように感じている方
感じたことがある方

自分じゃなくても、そういう方が身近にいるという方は、
是非とも読んでいただき、参考にしてもらえたらと思います。


なお、読むのが苦手な方は、
音声でも同じ内容を聴くことができますので、
この記事の一番下まで、一気に下がってください^^


実際の相談事例

こんな相談者さんがいました。

上司の方がちょっと変な方というか、ご相談した人からすると、理不尽で、人格を否定するような言葉で、失敗を咎めたりとかされていたらしいんです。

で、理由も聞かずに一方的に、否定をされて、自分の意見や考えを言っても全部、突っぱねられて、何も聞いてくれない。

そんな状況だったらしいんです。

何を言ってもなじられるし、何を言っても否定や批判をされるので、もうその上司のことが怖くなって、何も言えなくなって、常に顔色を伺って、何が正解なんだろう、何を言ったら否定されずに済むんだろう・・・そんなことばかり考えてしまうっていう相談者さんがいたんです。

それがきっかけとなっての今回の記事となっています。

怖いけど、何が怖いかは分かっていない

人間誰しも、人の言葉とか発言が怖いって思う経験をしたことがあるかなって思うんですけど、いかがですか?

一般的には対人恐怖症っていう言葉で括られるかもしれないんですけど、人の言葉に傷ついて、そしてその人が怖いって風になることは、みんな結構あるんじゃないかなって思うんです。

メンタルが強い人と、そうでない人の度合いの違いで、そういう上司とか親とかの指導っていうんですかね、それがいわゆるパワハラなのかモラハラなのか、捉え方は変わってしまうと思います。

で、この相談者さんは、どちらかという人の気持ちに敏感なタイプのような方だったので、ちょっとしたきつい言葉も、センシティブに受け取ってしまうっていう方でした。

では、そういう恐怖心を持っている人が何を恐れているのか?っていうと、実は結構漠然としているんです。

他人の言動が怖いって思うのは、他人が自分に対して、マイナスなことをしてくるだろうっていう思いから、怖くなっていることがほとんどです。だから、相手の言動が怖いっていう状態になってしまいます。

で、ここで大切なことなんですけど、

じゃあ、その他人が自分に対して何をしてくるのか?具体的に何を恐れているのか?それを聞くとですね、実はあまりよくわかっていないことが多いんですね。

「わかんないや」で終わらないこと

自分は何に対して怯えているのか?恐怖を感じているのか?
そういう自問自答することって、すごく大事なことなんです。

そういう自問自答をすることによって、初めて課題というのが見えてくるんですね。

例えばですけど、

  • 自分はいつも否定されるから嫌われている

  • なぜ自分は嫌われているんだろう?

  • 相手は自分のことを嫌いと言ってきたのか?

  • いや、それは言われていない

  • ってことは、自分が嫌われているって思っているのは、自分で自分を無価値だと思っているからだ

というような自問自答をするだけで、恐怖心という感情は、相手が与えているのではなく、自分が自身が作り出しているっていうことが見えてきます。

人の発言とかに恐怖を感じているという課題の根本は、自分のあり方や考え方ということがハッキリと分かるんです。

そしたら、恐怖心をなくすために必要なことは、自分のあり方や考え方をどう変えるのか?というのが、必要な解決策になるわけです。

決して、相手と距離をとることでもなく、話さないというわけでもなく、正解を探しをして相手が求めていることの言いなりになるわけでもないんです。

もしかしたら、そういう側面もあるはずですが、自分のあり方や考え方を変えるという方向性は、自問自答をしないと見えてこない部分です。

自問自答はトレーニングで身に付く

こういう自問自答って、結構大事なんですよね。こうやって一歩、自分に対して踏み込んでみるっていう習慣を見つけてもらいたいなって思います。

こういうのは、筋トレみたいなものなので、習慣として日頃からどれだけやっているかで差がつきます。普段運動している人が、子供の運動会で軽快に走れるけど、運動していない人は、走っても足が動かなかったり、転んだり、翌日は筋肉痛になったりすることがあるじゃないですか。

そんな感じで、自分への自問自答の力っていうのは、普段からどれだけやっているかで大きく変わってくる筋肉みたいなものです。

自分に対する思考する力みたいなものがあると、自己分析能力につながっていきます。

そういう自己分析の力、体力は身につけておいた方がいいです。この力は、悩みから抜け出す力になっていくので、解決の糸口が見つけやすくなります。

解決の糸口が見つけやすくなるっていうことは、思考を止めることなく、前に進めることもできるので、悩む期間を短くすることができますね。

自問自答ができると得られるメリット

そして、他にもメリットがあります。

例えばですが、自分に対して深く分析ができるようになると、他人に対してもそれができるようになります。自分に対して考えることができるの、他人に対しても同じ思考が働くんですね。

そうすると他人のことを理解することができます。

理解できるっていうことは、他人に感じる恐怖心っていうのもを減らすことができるんですね。なぜかというと、人って分からないことに対して恐怖を持つ生き物だからです。

これは脳科学の観点からも言えることで、分からないこと=危険なことという風に脳が認識をします。そして、生存本能として、恐怖心をいただくように設定されているんですね。だって、分からない、理解できない、危険なことをやっていったら、死んでしまう可能性があるので、人間が誕生したばかりの時代は、現代のように安全ではないので、そういう設定がすでにされているんですね。

ちょっと話はそれましたが、人間というのは、分からないことに怖さを感じる生き物なんです。これは他人に対しても同じで、他人のことが分からないと恐怖心をいただくものなんです、そういう生き物なんです、僕らって。

だから、理解する力って重要なんです。恐怖心をいだく根本的な原因が、理解不足なのであれば、理解をしたらいいんです。

相手のことを理解する力を身につけることが大事だし、そのためにも自己分析力という体力をつけましょうっていうことですね。

僕は、自己分析のことを自己理解とよんでいます。人に対する不安や恐怖、不信感などをなくすには、どうしたらいいかというと、自己理解です。自分を理解することです。

そして、その力を持って相手を理解することです。これが他者理解です。

理解が深まれば、その分、知らないことは減っていきます。そうすると怖くなくなります。そして、他人のことを理解できていたら、仮に冷たくされたとしても、気にならないんです。

「あ、これがこの人のオートパイロットだな」って分かっているわけですから。

もし理解できていなかったら、「自分が嫌なことをしてしまったのかな・・・」ってネガティブになりやすいです。そうすると、自分は嫌われちゃったのかなって、そういう方向に考えがいきがちです。

理解できていたら、そっちにも行かないし、そもそもで怖くないんです。

100%の確率でOKをもらえる告白が、怖くないのと一緒です。相手の気持ちが分からないから、YESがもらえるか分からないから、告白をすることに躊躇するじゃないですか。人が抱く恐怖心って、そんなものです。

是非とも、自己理解と他者理解を深めていって欲しいです。そして、未知の領域を減らしていって欲しいです。



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