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【MBTI】外向的態度PとJの一考察

以前の記事で、外向的態度について説明した。

どうしてこういう違いが生まれるのかについて
そのあとで思いついたことがあるので
記事にしてみようと思う

外向的態度とはなんだったか

まずは復習
外向的態度とは、
その人が内向を指向してるか、
外向を指向しているかに関わらず
外向させる場合の心理機能の使い方である

具体的には
P型の人は認知機能NかSを外向に用い、
J型の人は判断機能TかFを外向に用いる。

一般的に
P型は臨機応変
J型は計画的
と言われる。

この違いをどう理解するか?

上記のような違いはどうして生まれるのだろうか?
2つのことを前提にしてみよう

  • 人間は半社会的な動物である

  • 人間の行動を司るのは判断機能である

1つ目について
ご存知のとおり、人間は集団を作って
社会的生活を営む
しかし、完全に社会のみに依存することなく
個人は個人で生活する面もある
これが、半社会的という意味だ


2つ目について
MBTIで言われるように
人間は認知機能と判断機能を持つが
どのような行動を起こすかについては
判断機能に依っていると考えられる
このように考えれば、以前の記事で書いたように、
P型が臨機応変、言い換えれば行動を保留する性質について矛盾しない。

このように考えると、
P型は個人主義的な行動、J型は集団主義的な行動
を促すものとかんがえられる。

したがって、J型の人は、「規律やルールに従う」となるわけである。
行動の基になる判断基準が外部にある。

この考えを推し進めると、
J型は属している集団の価値観を受け入れやすいわけであるから、
社会的に認められやすく、生きやすそうである。
一方で、P型は自己主張が強そうだ。
属している集団の考え方に合っていれば認められるであろうが、
合っていなければ、集団の価値観に合わせることができず、
生きにくそうである。

一方で、J型ばかりの集団はYESマンばかりになり、
ムラ社会的になりそうだ。
その集団のルールに従わないものは排斥されるだろう
ここにP型が入れば、独自の考え方で変革をもたらすだろう。

このようにどちらがいいというものではなく、
うまく使っていくことが大事なんだと思う。

まとめ

外向的態度PとJについて、
なぜこのような違いが出てくるのか考察した。
キーワードは社会性と行動だ。
人間は社会的な生き物であるがゆえに、
社会的な決まりをある程度無批判に受け入れる態度が必要となるのだろう。


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