【MBTI】外向的態度PとJって何?

MBTIで最も特徴的な考え方が、
この外向的態度と呼ばれるものだ。
MBTI診断の最後のアルファベットで、PとJで表される。

MBTIは、もともとユングのタイプ論に基づいているが、
人間の性格を特徴付ける考え方として、
マイヤーズとブリックスによってこの外向的態度が追加され、
MBTIが完成された。

外向的態度ってどういうこと?

外向的態度とは、人間が外界と接する時に、
認知機能と判断機能のどちらを重視するか?
というものだ。

Pは認知機能を重視し、
Jは判断機能を重視する。

一般的に、
P型は臨機応変タイプ
J型は計画的なタイプ
と言われている。

P型の特徴

P型は外界と接する時に認知機能をまず使う。
つまり、感覚機能(S)か直観機能(N)である。

あなたが感覚タイプなら、五感から外界を認識し、
あなたが直観タイプなら、意味から外界を認識する。

タイプダイナミクスが面白いのは、
外向機能が認知機能であれば、
それと対をなす判断機能は内向機能となることだ。
つまり、実際に行動に結びつくものは、
あなたの中にあるということになる。

P機能によって外界から得た情報によって
あなたは、あなた自身の選択によって行動を起こすのだ。
ただし、あなたに「選択した」実感はないかもしれない。
多くの行動は無意識的に選び取られるからだ。

だから、第三者の目から見れば、
あなたはその時々で違った行動をしているように見えるだろう。
つまり、臨機応変である。

同じように考えれば、以下のような特徴とも言えるのではないかと思う。
・優柔不断
・気まぐれ
・新しいものに抵抗がない

自分の中で納得できる判断に至らなければ更なる情報を探そうとする、
考え方が変わったりすると、一貫性のない行動をする、
新しい外部情報に対して偏見がない。
といった具合だ。

J型の特徴

J型は、外界と接するときにまず判断機能を使う。
つまり、思考機能(T)と感情機能(F)である。

私はP型であるので、J型の感覚を正確に把握するのは難しく、
「先に判断がある」というのはやや理解しにくい。
そこで、P型との対比で考えてみよう。
つまり、
「行動が先に決まっていて、自分の中でその理由の辻褄を合わせる」
ということになる。
こうすべき、というのがあって、自分の中にある知識や経験と矛盾しないかを確認する
という感覚ではないだろうか?
J型の方の意見を聞きたいところである。

したがって、J型は計画的に映る。
J型にとって、計画された行動は、天啓であって自分で変更できるものではないのだ。
その行動を取るには何が必要なのかを考えることになる。

同じように考えれば、以下のように言えるかもしれない。
・頑固
・規律を重んじる





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