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1997年。CDが最も売れた時代にまさに私は中二だった # 初めて買ったCD

note公式に煽られた件

……いえ別に煽られてはいないんですが
「大人になってからの音楽の好みは、14歳の時に聴いた音楽で形成されている」
なんて言われたら、まったくもってその通り過ぎてぐぅの音も出なかったわけです。
むしろそこで邦楽に出会ってしまって毎日溢れ出る音楽情報の奔流に心地よく揉まれながら琴線に引っかかった心震わすアーティストだけを脊髄反射で掴み続けて早幾年。
今では約15万曲のmp3をハードディスクに納め日常に垂れ流しているというわけです。

音楽は、いいよね
なんて渚カヲルくんも言ってましたが彼の趣味とは大きく異なって
私の場合は純度100%邦楽主義です。
日本語の歌詞が乗ってなんぼ!
ブラックミュージックやボサノヴァとか、はたまたサンバやスパニッシュとか、いわゆる外国の要素が色濃く反映されがちなジャンルでも
侘び寂びを骨身に宿している日本人が作ればあら不思議、
無駄にメロディアスになって非常に聞き心地良い邦楽に昇華されるのです。
そういうのが日本人は上手い、とマーティフリードマンも絶賛してるんだから
売り場が縮小して久しいジャパニーズ市場でも
胸を張って邦楽好きをアピールしてもいいと思うんですよね。

あ、あとあの頃は良かった的なサムシングもあまり許容できないです。
確かに大ヒットして当時のような"誰もが知っている"楽曲は減ったかもしれません。AKBの席巻以降年間オリコンランキングも本来の役割を変えられてしまいました。
大半の人と共感できる音楽がない、というのは寂しい気もしますが
でもそれは今の楽曲が良くない理由にはなりません。
懐古主義のおじさまがたは今一度興味を持って新しい楽曲を探ってみてはいかがでしょうか。

逆に若い方々は最新の楽曲もいいけどその作曲者のルーツを掘り下げてみてください。
新しい!と思ってたものが実は30年も前の音楽を下地にしているなんてザラです。
深掘ってまた新しい音楽の魅力に気付けたなら、あなたは同年代の友人よりひとつ抜きん出て音楽を楽しめていることになります。
SNSでマウント取りたいなら特にオススメ。笑。

それが今丁度中間くらいの妙齢な私が思う余計なお世話ですかね。
いつでも好きな音楽が生まれている喜び。
気分によって聴きたい音楽は変わってくるもの。
心の機微に寄り添える楽曲を制作するアーティストには
心より尊敬の念を唱えます

(だからミュージシャンと言う言葉は使わずアーティストと私は呼んでいるかもしれません)

前置きが長くなりました。
なお、画像は本棚(CDスペース)です。
ここに収まらないCDが大袋13個分くらい押し入れに入ってます。

ではお題の投稿にまいります。
私が初めて買ったCDは、2枚あります。

①LEVEL 4 / T.M.Revolution

1997年4月21日発売。
ただ購入したのは確か発売日ではありません。

当時流れていた石橋貴明と中居正広の歌番組、うたばんにて西川貴教がゲスト出演。そこでのトークが面白すぎた!
しかもその時BGMで前回のシングルとしてHEART OF SWORD ~夜明け前~が流れたもんだからさぁ大変。
あのるろうに剣心で流れてた一番かっこいいと思ってた曲を歌ってる人と同じだなんて!

学生でそんなにお金がなかったので、気になったCDはレンタルショップで借りカセットテープに録音する日々。
まさにRe:LIFEというアニメでそういう企画/規格のCDが発売されましたね。
(もちろん私もすぐMDへ以降しましたよ)

微妙に人より音楽への興味の目覚めが遅く集めだしたのはようやく1997年に入ってから。
でも……このCDは欲しくなってしまった。。
だってこんなに西川貴教のファンになってしまったのだもの。
楽曲だけで物足りなくパーソナルで購入意欲にまで漕ぎ着けられることは
よくあると思います。

というわけでこちらが初めて購入したCDになります。
CDとして手にして初めて歌詞をまじまじと見るんですが
これまた井上秋緒氏が面白い歌詞書いてんのよねぇ。

是が非でも で初めて"是非"のちゃんとした意味を理解したし
遜色 とかそれこそ初めて聴いたし。
T.M.Revolutionで知った単語や慣用句、非常に多いです
(上記で使った"機微"なんかもMID-NITE WARRIORSで知りました))
あと長らく ハーレム を車かなんかだと思ってて
あぁ男子って車作りたいとか思うものなんかなぁ、なんて思ってました。
初心ですね。
私がかなり歌詞重視の聴き方してるのは入り口が彼女だったからに違いありません。

そしてこのCDをどうしても手に入れたい、と同時に
どうせCDに手を出すなら、同じくらい焦がれているものがありました。

②トラブルメイカー / 相川七瀬

私が"初めてレンタル店でレンタルしたCD"で、
ある意味正真正銘音楽を聞き始めるきっかけになった一曲

くじら12号 / JUDY AND MARY
dear my friend / Every Little Thing
FACE / globe
と計4枚借りてきたのですが(やはりこれはいつまででも覚えてるな)
のちにCDTVの深夜の特番でヒット曲メドレーみたいなところで流れた恋心をきいて何だこの曲はかっこよすぎる!!!!となって、それとの相乗効果でトラブルメイカーも特別な存在へと変わっていきました。

あとはもう相川七瀬のビジュアルが好みすぎて、
生徒手帳に雑誌の切り抜きを挟めていたし、それこそポスターなんかも部屋に貼ったりして。
一番のお気に入りは緑のバックに赤髪が映えるSweet Emotion時の相川七瀬。
文字通りぼろぼろになるまで持ち歩いてたな……

よってLEVEL 4と一緒にこのトラブルメイカーを購入に至ったというわけです。


余談ですが後に西川&相川の絡みをポップジャムで見て「仲いいんや!」と嬉しくなったり
その後も交友が続いてニコニコ動画のイエノミ!にてガッツリ共演したりして

あのとき同時に最上級に崇めていた二人がこんなに連れ添ってるのすげぇ幸せだ……なんて思って今も眺めてます。

更に余談ですが、ふたりともHEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMPで知った方が多いと思いますが、私の地元ではフジテレビ系列が映らなかったので見れませんでした……

Afterword -Ever and never end-

T.M.RevolutionがヒットしてすぐにLuis-Maryがベストセレクションを発売したので
私の一番の守備範囲であるヴィジュアル系で初めて買ったCDも西川貴教になります。
後にGLAYL'Arc~en~Cielがロックシーンを席巻しポップスよりなんだか激しい曲のほうが好きだなぁと感じはじめ(まぁ相川七瀬の時点で激しいか)
これもよく覚えてるのですが
ある週のCDTVにてDir en greyのI'llとMALICE MIZERのau revoirがチャートインしてのいっきにそっちの世界への魅力が爆発。

そうした下地が形成され、JanneDaArcLunatic GateがCDTVのランク20位付近で登場。

速攻CDを買いに走りファンクラブにまで入会するほど電撃的にハマり現在に至ります。
(なんか紹介してる入りの曲が全部エロい曲な気がするな……)

Janneはデビューしてから売れるまでが長かったのでなかなかテレビ出演がなく、
必死に出演情報を漁って辿り着いたのがスカパーでやっていたJee jee TRAP
(かつて大阪心斎橋に存在していたJEEZというヴィジュアル系専門店が主催する番組)にたどり着き
インディーズのV系シーンに没頭していきます。

100の質問で答えた

wyse, Kαin(ex-JILS), Waiveはそこで出会ったバンドとなりやはり中二のときに出会った音楽が今の音楽の趣味になっているという結論が裏付けされた形になります。

というわけで今のBGMはこちら↓

スクリーンショット 2021-09-14 21.35.39

なんとnowplayingはabingdon boys schoolINNOCENT SORROW

西川さんからの主張が激しい!
WANDSも当然通ってるのでこのバンドは燃えましたねぇ。
しかも好きな漫画のD.Gray-man主題歌。(※当時は私はまだアニメを嗜んでいない)
普通にかっこよかったです。
ただT.Mに慣れてると歌詞が普通すぎじゃない?なってしまうのは井上秋緒病にかかってるせいですね。苦笑。
なんだったら柴崎浩は今は相川七瀬とがっつり組んでるしね。

しかもね、このINNCENT SORROWのPVに出演しているインゲ・ムラタさん、後にAcid Black CherryのPVにも登場します

また繋がったよ!

じゃあもうついでにもう一個つなげちゃおっかな?
知ってる人は想像着いたでしょうか。
そう、JanneDaArcのyasu。相川七瀬に楽曲提供してます

最初にハマったのがT.M.Ravolutionと相川七瀬、
そして私が今でも最も崇拝してるのがJanneDaArc。
巡り巡って回帰する、そんな音楽遍歴でした。
あとは西川×ジャンヌの誰か、って構図が生まれないかなぁと期待するのはさすがに欲張りでしょうか。

(でも西川と仲のいいゴールデンボンバーの鬼龍院翔。
ゴールデンボンバーのメインミックス担当のtatsuoは実はyasuと仲がいい。
↑※ABCのAcid BLOOD Cherryの特典DVDで対談してます。
実はもう一歩のとこまで来てるんだけどなぁ)

#はじめて買ったCD

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