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Purple Stoneを辿ったら'00年代ビーイングに行き着いた件

音源厨である私はライブにまで足を運ぶことは稀です。
そのくせCDショップにはよく入り浸っていたり、店頭で
もしくはYouTubeやTwitterで動画で試聴しては購入。

よっぽどの衝撃が走らない限り
アーティストの詳細を知らないまま愛聴していることも間々あります。

先程たまたまnoteのトップページに出ていた記事を読んでみたら

へー、J-rockとV-rockを行き来したことある方がnoteやってるんだぁ。
自分もV系だからってどうっていう感情はないなぁ、
好きになる音楽にV系が多いってだけだし。ふむ、興味深い。

執筆者は誰だろう、知ってる人かな?と思って覗いてみたら、

Purple Stone、だと?

うおー一時期めちゃ好きだったわ!懐かしい!

そういえばメンバーってその後なにしてんだろ、と思って
wikipediaを調べてみたのが運の尽き。時間を奪われてしまいました。

なんとこのバンド、
ビーイング系にガッツリ関わりのある方々だったのです。
知らなかったのが恥ずかしかったぐらい!

以下その恥を3000文字くらいで弁明します。


Puple Stoneの印象→好きの過去形

こちらは一発目のデモCD。
至極まっとうなソフヴィ路線のかっこいい楽曲です。
むしろちょっとメタルっぽい。
結局この曲が一番激しかったんじゃないだろうか。

この曲に一発で惹かれました。……と言えれば綺麗なんですが、
実はScar.ってバンドのCDを集めてるときに
「へぇPurple Stoneって曲もあるのかー」
間違えて購入したことから始まります。(思い出してきた)

最初の正式音源のミニアルバムはデジロックに重きが置かれた感じで
これもかっこいい。
Scarにもいえることだけど要はちょっとDELUHIっぽい。
この路線で行けば最高でした。

……冒頭では「よっぽどの衝撃」とオブラートに包みましたが、
言葉を選ばずに言うと"そこそこ好きなアーティスト"に関しては
メンバーの顔や経歴もよく知らないまま聴いてるんですよ。苦笑

ヴィジュアル系が好きなくせにね。
特にオシャレ系に属するバンドほどメンバーの顔を見てません。
"ヴィジュアル"系が好きなくせにね。

Purple Stoneもその一つでした。
いえ、楽曲はそれこそめちゃくちゃ好みでほんとにハマりかけました。
ただ、、あんまりその情熱が続かなかったのです。

というのもですね、彼らの1stシングルがこちら↓

うん、曲はいい。かっこいい。ただ何だこのふざけたタイトル
ま、まぁファーストだし大衆受けを狙ったのかな。
それ自体は支持します。だって売れてほしいもん。
さすれば活動も続くだろうし。

↑2nd。ほら、よかった、信じてたよ。
ちゃんとかっこいい方向に回帰しました。カップリングも素晴らしい。
いやーこういうの待ってました。CD購入続けます。

↑3rd。へぇ、和風もやるのか。かっこいいぜ。
DaizyStripperもSICREAもやってたし
大阪V系はなんか一曲はやっとく風潮でもあるのかな。悦いぞ悦いぞ。

↑4th。ん?うん、なんか一気にチャラくなったな。
でもかっこいい。バラエティに富んできた。こういうのも嫌いじゃないよ。
ミクスチャー然としてきました。

ただだいたいこういうのやったらポップ路線行くバンドが多いから
そっちにだけは振り切らないでくれ。



↑5th。

……。ないわー。

い、いや、まだヘヴィさは残ってる。
判断するには早計d


↑6th。

うん、集めんのやめよう


不安的中どころか貫通して爆砕してきたな!!

否定的な文章はnoteでは、ひいては公共の場ではご法度!
それは分かってますが
この変化はさすがに戸惑わないヒト居なくないですか?

個人的にチャラい曲が嫌いなんですよ……

カップリングとかアルバムにあるならなんとも思いません。
色んな曲を作れるのはむしろ強みですから。
表題曲に据えるのが気に入らなかったのです


もうかっこいい曲は出さないのかな……と思ってたところで
ベスト(っぽい)アルバムを発表して解散します。

普段好きなバンドが解散したらその軌跡を頑張って追うんですが
Purple Stoneは上記の通り終わりの印象が良くなかったので
本日まで以降の動向を追ってなかったのです。


Purple Stoneのその後

ボーカルの敬也-keiya-はイヌゥという名義で歌ってみた投稿を続ける傍ら
ビーイング内で楽曲提供に勤しんでおりました。

でも倉木麻衣は予想外だったなぁ。

そして昨年2020年、ロックユニット:amazutiを始動。
つい先日新曲の発表がありました。

かっこいいじゃん!
というかNEXUSあたりのPurple Stoneの音楽性に戻ってるじゃん!

あのガオガオダンス路線はやらされたのかしら。
だとしたら事務所の所業ゆるせないんだが。苦笑

amazuti、期待大です。
今回調べてなければ存在も知りませんでした。やったぜ。


ギターのGAKはしばらくメタルアレンジやパンクアレンジを発表しながら
ZAMBというユニットを組み【邪神ちゃんドロップキック】のEDを担当。

かっこいいじゃんよぉ。
本人は「アニメにこの曲調はどうなのか」と心配してますが
【あそびあそばせ】に比べればかわいいもんです。

実はMAKE-UPのメンバーのご子息だということもここで知りました。
あれ、【邪神ちゃん】のEDは第二世アーティストに担わす方向性ですかね。


ベースの風麻はQyotoへ楽曲提供もしつつ

今は音楽活動というよりインフルエンサー?的な活動。
ステージでは弾き語りをしていて器用です。

そして――

Naifuに再会した昼下がり

まさかここでNaifuの名前を見つけるとは。
懐かしくて久々に聴いてます。うわぁ、いつ以来だろう。

NaifuはdoaやGARNET CROWのように全員それそれがパフォーマーとして
独立した創作技術を持ちながら集まったクリエイターバンド

というかビーイングってそう言うの多い気がする。
NEW Cinema蜥蜴から三枝夕夏 IN db、みたいに。

Naifu集めたきっかけはなんだったかな……
コナンのタイアップが付いてるのでそこからか。

シングルは聴きやすいライトなポップ・ロックですが
ビーイングにしてはアルバム曲のなかなか熱い曲が好みです。


なによりメンバーのZARDリスペクトが熱い。

こちらに参加していた模様。

坂井泉水の魂は今尚輝き続けている
そのことも思い出させてくれました。

風麻さん、ありがとう……


Afterword -20211113-

というわけで。

・まさかPurple StoneからZARDに繋がるとは思ってもみませんでした。
・まさかNaifuのメンバーが在籍していたとは。
・やっぱり初期Purple Stoneはかっこいい。

そしてつまり-真天地開闢集団-ジグザグの先輩にあたるんですね。

あ、貼る動画間違えた(間違えてない)


余談ですがNaifuから更に森下志音へ飛んで
上木彩矢やLIV MOONに曲提供してたんかい!
と熱くなって再生しているなう。

すごいね、だいたい既に持ってるのばっか
気がつかなくても耳に入ったら気になって入手に走っているんでしょうね。

ついでに新山詩織植田真梨恵もビーイングだった事を知りました。
レンタルだと恥ずかしながらどこのレーベルかまでは覚えてないんです。
どっちも勝手に漠然とSONYかなぁとか思ってたわ……


なんかnote始めてから
ビーイングを改めて見つめ直すことが多くなりました。

完全に贔屓にしてるnoterさんの影響ですが!

そしてそのたびに長戸大幸さんってすげぇんだなって改めて感じます。
弟さんとは大違い。


ここまでお読みいただきありがとうございました。

Purple Stone。もっとちゃんと聴き直してみます!



最後まで長文お読みいただき誠にありがとうございました。 つっこみどころを残してあるはずなので 些細なことでもコメント残してくれると嬉しいです!