趣味のように書いている歴史シリーズ。
前回は、「縄文〜大陸からの帰還」について見てきました。
今回は、大陸の人々を受け入れつつ、日本が出来ていく流れについて見ていきたいと思います。
世界最古の混血民族
現在の日本人は単一民族のように見えますが、平安時代には、1/3が帰化人だったようです。
1/3が帰化人だったところから、徐々に混血し、平均化され、今の日本人になっていった、と考えられます。
これは、DNAの解析からも伺えます。
この分布から見ると、渡来人は「四国」→「近畿」→「北陸」と広がっていった可能性が考えられます。
これは、邪馬台国阿波説も支持するようなデータです。
中国の「魏略」という資料によると、邪馬台国の使者は、「自分たちは呉の太伯の子孫」と名乗ったのだとか。
ちなみに、太伯が建てた「呉」とは以下のような国になります。
呉から日本に来た人たちが四国にやってきたとすると、現在のDNAの分布も説明がつきます。
他に、秦の始皇帝から派遣された徐福の伝説が和歌山に残っており、その船団が四国南部〜和歌山に辿り着いた可能性も考えられます。
様々な宗教を受け入れる古神道
通常であれば、大陸から来た人たちは様々な宗教を持っていますので、それに飲み込まれるのが普通ではないかと思います。
しかし、元々日本から出ていった人たちが作った宗教だったからなのか、そういった宗教は、日本古来の古神道的なものに融合されていきます。
奈良時代は、仏教が力を持ちすぎて腐敗してしまったようですが、最終的に京都に遷都し、天台宗と真言宗という、古神道的な山岳修験をベースにした仏教に移行していきます。
ちなみに、最澄や空海が遣唐使として派遣された当時の唐は、様々な宗教があり、とりわけ景教(ネストリウス派キリスト教)が盛んだったそうです。
そのため、キリスト教的な文化も融合されたと考えられます。
世界王室連合
近年、隠されてきた口伝が開示され始め、びっくりするような話もあります。
例えば、落合莞爾さん。
一般的な歴史と違い過ぎて、当初は疑っていたのですが、バチカンの図書館に入った日本人から、似たような話が出てきて「本当なのではないか」と思い始めました。
この辺りの説が証明されるような内容でした。
また、旧皇族の華頂博一さんがおじいさんから聞いていた話とも通ずるようです。
華頂さんの話を信頼するなら、皇室はネアンデルタール人の男系のDNAを継ぐ人たちで、このDNAは世界を2周している、ということになります。
本当に、「地域・人種・宗教などの各勢力が相生相克しながら発展する地域文明の消長を傍観しながら各地域勢力間の調整を行ってきた国際勢力(現在の世界王室連合)が、この世に実在する」としたら、興味深いですね。
以上、大陸の人たちが混血して、日本が出来上がる流れを見てみました。
次は、いよいよ近代史に入っていきたいと思います。