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サウナ 59 親子サウナとその前のサウナ

年末のイベントとして、温泉旅館に家族で行ってきました。

場所はあわら温泉。(福井県です)

家からは30分程で着きます。

あわら温泉には「セントピアあわら」によく行っています。

その他にも、多くの温泉旅館では日帰り入浴を楽しむこともできるようです。

私達が向かったのは、「大江戸温泉物語 あわら」です。

このHPの温泉のページを確認してみると、サウナは無いような雰囲気。
「あ〜残念だなぁ」と思っていました。


そして、当日

旅館にサウナがないのなら、昼のうちにサウナに行っとけ!ということで、ささおかへ向かいました。

年末のこの時期、人が多いのでは?と思いつつ中へ入ると、それほどの多さではありません。

サウナ室はいつも通り安定の110℃超え、水風呂は外気温に比例した冷たさ。(この水風呂、そのままでは冷たすぎて心臓が止まる人がいるのか、かけ湯のお湯を灯油ポンプで入れることでぬるく温めてます。それでも充分冷たいです)
かけ湯に刺さっている頭が赤の灯油ポンプを見ると、いつもドクター中松さんを思い出します。

サウナ室に入ると、ドラマの「ファーストペンギン」が流れていました。とても楽しくサウナ室のおじさん達も画面に釘付けです。

サウナに通っていると、時々こういう場面があるのです。テレビの面白い時が。
サウナには入っていられてせいぜい12分程度。その後の水風呂は1分ほど、休憩はまちまちですが平均10分くらいか。

本来サウナ室は耐える時間(辛い時)。その後の水風呂と休憩を楽しみたいのです。感情の満足度は一度グンと下がったあとに上がるからこそ、その楽しみが楽しみとしての価値が増すのです。

下がる時が楽しくてはいけないのです。その後の価値が下がってしまいます。
サウナ室に入って「あ~気持ちいい〜~」なんて両腕を上に上げたりなんかしたら、ダメなのです。「息苦しくて、クソあっち~なぁ、おっさんだらけでむさ苦しいなぁ」くらいでちょうどいいのです。

と、そんなことを言っている私ですが、ファーストペンギンが気になりすぎて、水風呂もそこそこ、休憩もそこそこ。急いでサウナ室へ戻っていました。

10分弱の空白の展開を想像しつつ、周りの同士とともにペンギンに見入っていました。

「ファーストペンギン」おもろっ!

でした。

しかし、ささおかのサウナは、そんな私にも最高の体験を与えてくれます。110℃超えと、おそらく12、3℃の水風呂は浮気心を持ったおじさんも暖かく包んでくれました。


で、本来のテーマの温泉旅館です。

大江戸温泉物語あわらに行って、温泉に向かってみると、サウナ室がありました!びっくり。

身体を洗って子どもたちと温泉につかっていると、端っこの方にサウナ室の入り口が見えたのです。

以前ささおかで、子どもたちに初めてサウナを体験させたことがあります。長男は二度とサウナには入らないと言っていましたが、次男はサウナに興味を持ち楽しんでいました。

次男とともにサウナに入ってみました。
次男は「あまり熱くない」と言っています。温度は86℃ほど。湿度もそれほど高くはないのですが、サウナとしては平均値かと思います。初めてのサウナがささおかだったので、こんな感想を引き出しているようです。

8分ほどたった後に、横にあるシャワーを浴びて汗を流します。ここには水風呂は無いようです。水風呂が無いサウナは初めてでしたが、少し寂しい感じはします。

露天風呂の横に置いてあるデッキチェアに並んで座り、のんびりとします。冬のこの時期、空気はとても冷たくサウナ上がりの身体を心地よく冷やしてくれます。

次男も冬に裸で外にいる不自然さとあわせて楽しんでいるようです。若くて脂肪の少ない身体が冷えすぎないように、早めに露天風呂につかり温泉を満喫しました。

若いときは、初めてのことを体験することで、多くのことを知っているものに変えていくことを自然とやっています。それが楽しみにつながるんだろうなぁと感じています。歳をとってからでも楽しみたければ、初めてのことに飛び込んでいきたいものです。

長男もそのうちまた、サウナに入る機会があるでしょう。次男はこれからも面白がって入るでしょう。

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