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本を読むより外で遊びなさいと言われた子供の頃の訳

晴れた日。
教室の中で本を読んでいる。
すると担任の先生が教室にやってきて、
「天気が良いので外で遊びましょう」と本を読んでいるのを中断させられ、外に追いやられてしまう。

家の中で本を読んでいる。
洗濯物を取り込んだ母親が、
「今日は天気が良いのだから外で遊んだら」と外に追いやられてしまう。
なぜこんなにも本を読むのを邪魔されるのだろう。
きっと本を読むには天気が良すぎるのかもしれない。
本を読むのは天気が悪い日でないといけないのかもしれないと、子供ながらにそのように植え付けられてしまった。

大人になって天気が良い日に本を読んでいると何となく申し訳ない気持ちになる。でも、今は天気が良い日は外で本を読むようにしている。
するとどうだろう。
開放感に溢れて本が読みやすい。
最初から天気が良い日は外で本を読めば良かったのかもしれない。
今更気がつくなんて。
でも、今気が付くことができて良かった。
明日はどんな本を読もうか。

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