ツッコまれ人間
「いやそれは違うでしょ笑」
何か間違ったことやおかしなことを言う方を『ボケ』、それを訂正するのが『ツッコミ』。
何もお笑いに限った話じゃなくて日常会話でもボケとツッコミの掛け合いはよく起こってる。
この掛け合いで笑いが起こるタイミングってのは実はツッコミの方が多くて、相手の間違いを指摘したのを周りが「そうそう!!」って共感することで笑っちゃう。
でも実はこの掛け合い落とし穴があって、前提を覆すようなんだけど『ボケ』が不在の場合もある。で、その場合どうなるかというと
Aさんの『正論』に対して
Bさんが『いやその正論は間違ってるでしょ笑』
と返してることになる
Aさんが間違ってる場合とBさんが間違ってる場合の2パターンがあるわけなんだけど、コレどっちもそこそこ最悪になり得る。Aの間違いをみんなで笑うか、Bが赤っ恥をかくか。(こんなん人間関係が良ければなんも問題ないけどね。)
ツッコミの厄介な所はツッコんでる側は正しい(という前提)から自信たっぷりにツッコむ。普段大人しいクラスメートが、先生の質問に対するレスポンスがやたら早いアレをイメージしてもらえばわかりやすい。正論を言う時の人間はめちゃくちゃ強い。話を戻すと、だからもし、ボケが『ボケじゃなかったとしたら』なんて考えない。
Aがボケでなく、ただの『ツッコまれ』だとしたら、笑いが起こるどころか会話は一気にギクシャクしてしまうだろう。もし「友達を作りたい!1笑いかっさらって一気に距離縮めるぞ~!」って思ってる人はある程度相手のタイプを見定めてからいかないと手酷い事故になりかねないので気を付けよう。
よ~し、伝えるべきことは伝えたしそろそろ成仏するか~!!
おおおおおおおおお!!!!
おおおおおおおおお!!!!
あぶなーーーーーーーい!!!!!!
ガシャーーーーーーン!!!!!
いやそれ成仏やなくて衝突ぅーーーーーwww
……あれ?おーい!今のはボケですよ~!おーい!おーい!
おーい
おーい……
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