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人が苦手である理由とその克服方法

私はもともと、人と話すことが得意ではありません。しかし、数百人のカウンセリングを通じて、人並みに話せるようになりました。今でも私は「機械が好き」です。機械には無駄がなく、最適な計算と材料、数千・数万のネジで組み上げられ、最終的に人々の役に立ちます。これは、紙と鉛筆から始まる「図面」が物になり、動く姿に感動するからです。

手元にあるパソコンやスマホも、繰り返しの試行錯誤の結果できあがったものです。これらは「適当に」作られたものではありません。つまり、機械には中途半端なものはないのです。機械は嘘をつきません。エラーが出るとしたら、操作する側のミスか、機械のトラブルかのどちらかです。原因は明白であり、そのエラーを無視すれば状況は悪化します。無視しているのは機械ではなく、扱う人です。だからこそ、機械が好きなのです。


機械と人間の違い

私は20年以上、機械や製造業に携わってきました。趣味は車やバイクですが、人付き合いは今でも苦手です。しかし、カウンセラーとして仕事モードになると、プロフェッショナルとして話すことができます。ただ、それで本当に良いのかと悩むこともあります。

できることとやりたいことの分別

だからこそ、「できること」と「やりたいこと」をしっかり分けたいのです。自分の「できること」に価値を見出し、それを必要とする方々に提供できる環境を作る。その環境が整ってから、自分の「やりたいこと」に注力しても良いと考えています。

自分の価値を見出す

今、できることをしっかりやっていますか?やりたいことの構想に逃げていませんか?できることとは何か、これまで培ってきたこととは何か、伝えられる価値とは何かを考えましょう。私は機械が好きですが、極めたわけではありません。機械を通して物を作り、それを届ける先で役に立てることが好きです。

カウンセリングも同じで、その言葉一つでその人の人生が変わる可能性があります。機械でも生身の人間でも、「伝えるべき人に伝えるもの(言葉)を届ける」ことが重要です。だからこそ、私は「できること」をカウンセラーとして活動しているのです。

自分に負けないために

私は人が苦手ですが、自分のできることをしっかりやらないといけません。自分に負けるな、その先に待っている人がいるのです。価値がない人なんていません。いるとすれば、自分と勝負していない人です。昨日の自分に今日の自分は何で勝ちましたか?昨日の自分に負けなければいい。他人と争わず、自分に価値を感じられることが大切です。

まとめ

苦手を克服するために挑戦しましょう。超えてみて初めてスタートラインに立てるのではないでしょうか?

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