見出し画像

ニートと太陽の関係を遺伝子から見る

今回はニートと太陽の関係について考察していく。

まずこれはニートだけに限った話ではないが、メンタルや肉体のダルさなどの問題に対して日光浴が効果的という話がある。

この理由は日光を浴びることにより、ビタミンDが生成されるからだ。ビタミンDは超重要なビタミンであり、

ビタミンDの不足は、高血圧結核歯周病多発性硬化症、冬季うつ病、末梢動脈疾患、1型糖尿病を含む自己免疫疾患などの疾病への罹患率上昇と関連している可能性が指摘されている

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%83%B3D

などなど肉体やうつ病などのメンタルにおいて重要な役割を果たしているのだ。また朝にキチンと日光を浴びることで、夜の眠気を誘うメラトニンが生成され眠りやすくなる。これによって自律神経がキチンと整うわけだ。

「たかが日光やビタミンだろ?」と思うかもしれないが、日光を浴びることやビタミンDの摂取は世界的にスタンダードである。例えば、北ヨーロッパの冬は日照量が減るため、テレビでビタミンDの摂取を促すくらいには常識なのだ。


さて、ここまでの情報は調べれば出てくる内容だろう。ここからもう少し深堀りをしていく。

日光を浴びることでビタミンDが生成されると言ったが、世の中にはSNPsの変異により日光からビタミンDを上手く生成できない人がいる。SNPsについては前の記事を見てほしい。

具体的にはVDRというSNPsに変異があると日光を浴びてもビタミンDが生成されにくく、そうなると人よりも常に枯渇した状態になってしまうのだ。そして私は、このVDRに変異があることが遺伝子検査で判明した。

しかも私のVDRは+/+という両親からの変異となっている。これが片親からの場合は+/-となり、変異こそあるがまだマシって感じ。だが両親から受け継いだ+/+の場合は、強力な変異となり、遺伝子の特徴が強く発現する。

それが理由なのか、私は学生時代不登校だった期間が長く、メンタルも肉体も死んでいた。それは今振り返れば、人よりビタミンDが生成できないために身体を壊し、そして家に引きこもり太陽を浴びず、余計に足りなくなるというループだったのだと考えている。

そしてこれは他の人やニートにも言えるのではないか?

VDRに変異があるために人と同じ時間太陽の下で活動してもビタミンDが生成できず、それによって身体やメンタルを壊していく。そしてその原因を根性や努力などの外部的なものに求めてしまい、時には社会から脱落してニートなりフリーターになってしまうみたいな感じだ。

では対策としてどうすれば良いのか? 方法は単純で、ビタミンDを取れば良い。私はiherbでサプリメントを購入している。理由は安くて効果的なモノが多いからだ。(リンク先は紹介プログラムを使用しています)
買うべきは信用できる会社からだ。オススメはVital Nutrientsだが、中々の値段だ。よって次点は私も良く買っているThorne、それも無理ならLife Extensionが良いだろう。

実際サプリメントを使っている感想としては、特に冬など日照量が明らかに足りない時期には必須だし、効果を感じている。しかも私は東北というさらに日照量が少ない場所に生息しているため、余計に必須となっている。

また私は冬の北ドイツに3ヶ月ほど滞在したのだが、日照量が東北よりもない、というか常に暗いためハッキリ分かるくらいのうつ病になった。これも遺伝子変異が原因であると看破しビタミンDの大量摂取で難を逃れたが、そういった理由を知らなかったら自分が弱いなどと考えて自己嫌悪していたに違いない。

話が長くなってしまったが、今回の記事は「日光によって生成されるビタミンDはマジで重要」ということを言いたかった。もはや冬季のビタミンD摂取は常識であり、またその効果は自らの経験で実証済みだ。

冬に身体がおかしくなる君は、もしかしたらVDRに変異があるかもしれない。一度ビタミンDを摂取してみてはどうだろう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?