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ニートと遺伝子は関係あるよって話

人がニートになるのは社会システム、精神面、環境など様々な理由があることは、今更語るまでもないことだろう。

だが今回私は、人がニートになるのは遺伝子の問題、もっと言うと「遺伝子を正しく扱えていない」ことが理由だという提言をしたい。

リチャード・ドーキンスが『利己的な遺伝子』でも語っているように、我々人間は遺伝子の乗り物だ。ならば社会や環境などよりも先に、構成している遺伝子の特徴によって我々の個性が決まってくるのは明白だろう。

「私はガンの家系なんです」という言葉があるように、実際に遺伝子が我々の身体に影響を及ぼしているのは多くの人が理解していると思う。だが逆に言うと、人々の理解はその程度のフワッとしたものでしかない。

だが最近の研究により、SNPsが人間の個性や体質を作っていることが分かってきた。

SNPs(Single Nucleotide Polymorphism=一塩基多型)は個人の遺伝情報であるDNAのたった1つの塩基が別の塩基に変わることを意味する。このたった少しの違いで我々の体質や個性が決まっており、さらには住んで良い場所、なりやすい病気、向いている仕事までも分かってしまう。

例えば遺伝子的に寒い地域が苦手なのに、そこで生活してしまっている人間はパフォーマンスが悪くなってしまう。しかしそれが遺伝子のせいだと知らなかったら、努力が足りないとか体力が足りないだとかいう的はずれな理由で自分を責めてしまうだろう。逆に自分の遺伝子の状態を知り、コントロールできればハイパフォーマンスの自分を作ることもできるのだ。

よって人がニートになってしまうのも、今の資本主義(新自由主義)という経済システムや生活システムに適応できない傾向の遺伝子を多く持っており、そのコントロールができていないからだと言えるのだ。

「本当かよ?」と思うかもしれないが、実際に私は当時10万円ほどしたSNPs検査を受けてきた。そして得られたデータと医師の診断を踏まえて自分の人生を振り返ると、まあ的中も的中、遺伝子に振り回される人生だったことを良く理解できた。そして今、私がニート寄りのフリーターなのも遺伝子を見れば当然なのだと理解している。

私のSNPs周りの話は自著『SNPs検査で「本当の自分」を知ろう 遺伝子から始める人生設計』に詳しく書いてあるため、富豪かKindleUnlimited加入者はぜひ読んでみてほしい。表紙はクソだが、内容はそこらへんの書籍には絶対書いてない。

もちろん私もただ宣伝するためにこのマガジンに参加したわけではない。今後数回にわたり、私の検査結果と経験から理解したことを簡単な内容の記事にして書こうと考えている。

注意点として私は医者ではないため厳密な内容は求めないでほしい。もちろん検査結果、医者から言われたこと、自分なりの経験則などから確からしいことだけを書くつもりだが、限界があることも知っておいてほしい。

とりあえず今回言えるのは「人生が上手くいかないのは努力や環境や運だけでなく、マジで遺伝子的な理由もある」ってことだ。この考えを知るだけでもだいぶ心が楽になると思う。実際私も人生に嫌気が差していたことがあったが、自分の遺伝子を知ることで納得し、自分を許せるようになった。

次回は太陽とニートの関係を書くつもりだ。早く投稿できるよう努力する。

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