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左利きさんに体験してほしい、本来の使い心地。左手用の鉛筆削り


そもそも、「左手用の鉛筆削り」って?

「左手用の鉛筆削り」と聞いて、「別にどっちの手でも削れるでしょ?」「現に左手で問題なく削れていますけど?」という思われる方がほとんどかもしれません。

でも、実は鉛筆削りも、右手で鉛筆を持って削る時に効率が良いように作られているんです。

普通(右手用)の鉛筆削りでは、手前から見て時計回りに鉛筆を回して削っていきますが、この鉛筆削りは反時計回りに削れるようになっています。

どちらの方向でも回して削れることには変わりないのですが、左手では時計回りに削る時よりも、反時計回りの方がぐるーっと大きい角度で、いっぺんに長い距離を削ることができるんです。
(試しに、鉛筆を削るつもりで時計回りと反時計回りに左手首を回して比べていただくと実感しやすいと思います)

普段、左利きの方が、左手で鉛筆を持って鉛筆削りをお使いになる時は、自然と小刻みに回している方が多いと思います。(もしくは左手で鉛筆削りを持ってそちらを回すというパターンもあるかもしれません)

もちろんそれでも全然構わないと思うのですが、特に毎日鉛筆を使う小学生のお子さんや、お仕事・趣味で鉛筆をよく使われる方には、楽に気持ち良く削れる感覚を味わっていただきたいと思う次第なのです。

ドイツの文具ブランド、BRUNNEN製

こちらは、おそらく初めて耳にされる方も多いと思いますが「BRUNNEN」(ブルンネン)というドイツの文具ブランドの商品です。
BRUNNENは、子供や学生向けの、ポップな雰囲気の文房具やペーパーアイテムなどを得意としているブランドです。ロゴは赤い帯に手書き風で温かみのある雰囲気。創業は1800年代の終わり頃までさかのぼる老舗企業で、ドイツでは最もよく知られるブランドのランキング100位以内に必ず入っているのだそうです。

軽量なアルミ製ケース、普通軸と太軸の2サイズ対応

ケースは、BRUNNENのロゴの上に左手用を表す「L」のマークが。マークの周りにはドイツ語・英語・フランス語で「左利き用」と書かれています。

マットな感じのアルミ素材で、きわめて軽量なので持ち歩くのにも負担になりません。また、削り穴を塞ぐプラスチックの蓋が付いているので、運んでいる間に誤って物が入り込んでしまうこともありません。

内部の削り器部分は普通軸と太軸の2サイズに対応。一般的な太さの鉛筆であれば小さい方で削れます。子ども用の書き方鉛筆など太い鉛筆は大きい方を使ってみてください。

削りかすを捨てる時は、削り器部分がカパっと外れて下の写真のような状態になります。

※削り穴のプラスチック蓋について
写真では、撮影の都合上、蓋を完全に外した状態になっていますが、実際は下の写真のように細い糸のような形で本体につながっています。(洋服を買った時についている、プライスタグを留めている白いパーツのような感じです。ゆえに、グイッと引っ張ると取れてしまう程度の強度ではあります・・もし完全に外してしまっても蓋としてちゃんと使えますのでご安心ください)

■サイズ 高さ6.5cm 直径4cm
■重さ 24.5g
■素材 本体・アルミ、フタ・プラスチック
■ドイツ製


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