#8 アリス姉さんに叱ってもらえば損傷したハードディスクもたちどころに直る(230517)

どうも。ここのところこれ(note)しかやっておりません、左です。
広瀬はすず派です。でも「どちらか一人から罵詈雑言を浴びせかけてもらえる権」はアリス姉さんに使わせていただこうと考えております。
よろしくお願いします。

普段からあまり働いてくれない脳みそが、今日はまた一段と働いてくれません。まずいです。
何か嫌なことでもあったんですかね、僕の脳みそ。元気出してほしいです。
さっきからラムネめっちゃ食ってます。仙豆のつもりで食ってます。

どういうメカニズムなのか分かりませんが、不定期的に頭が思うように働かなくなります。
頭がぼーっとして、頭蓋骨がいつもより重たく感じられて、視界もいくらか曇って見えるんですよね。
頭蓋骨が緩んでいるんだか脳が縮んでいるんだか分かりませんが、両者の間に隙間が出来ていて、首を傾けると側頭部のあたりがぽっかりと空白になっているのが分かるんですよ。実際そうはなってないと思いますが。

頭頂部と後頭部の間あたりでリトルひつじが頑張ってエンジンをかけようとしてくれているのですが、もはやファンの音だけやたらうるさいブラックアウトしたコンピューターなんですよね。
「これぇ、ハードディスク交換になりますねー…」って業者の人に言われるやつです。

ここまで頭が働かないと「あれぇ頭ってどうやって使ってたっけぇ?」という、普段であれば抱くことのない恐ろしい疑問が浮上してくるんですよね。ああ怖い怖い。

「どうしたら頭を働かせられるようになりますか? 考えるという行為は具体的にはどうすることなのですか? 恋人という意味での彼女は空想上の存在ではなかったのですか?」
とまあ僕の頭はもうこんな感じで宴もたけなわ状態なのかもしれませんね。

この不定期的に頭が働かなくなる現象に素敵な名前を付けられた方にはセクタムセンプラ回数券を差し上げます。最寄りのスネイプ先生に唱えてもらってください。


名前で思い出したのですが、僕が教わった英語の先生がよく「このthatに名前付けて」と僕ら生徒に質問していたんですよね。
初めて聞いた時は、ここでは大喜利の力も試されるのかと戸惑ったものです。

まあ要は「このthatの文法的用法を答えてくれ」という趣旨の質問で、関係代名詞とかそういう類の回答を求められているわけなのですが、当時の僕は英文法が少しも分からなかったので、いつも「分かりません」と(正直に)(潔く)答えていたんですよ。清く、正しく、美しくね。
(当時だけでなく、今現在も英文法についてはさっぱりであることをここに断っておく。)

でも今思えば「分かりません」って、くそつまらない回答じゃないですか。
授業の遅延行為と言われても仕方がないと思うんですよ。
クラスメイトの学びの機会を奪い、彼/彼女らの学力向上を妨害していると言ってもやや過言じゃないですか。
僕がそこでさくっと正答していたら東大京大ハーバードに受かっていた人もいたかもしれない。
そう考えるともう最悪、とまでは言い切れないけど悔やまれますよね。

どうせ分からなくて正答できないならいっそのこと「ボブ」とか「えっ、いいんですか僕なんかが名付け親で?」とか「オーディエンス!」とか言ってウケるかスベるかスベるかしておけば良かったなあと思います。
学生時代の数少なくない後悔の一つですよ、ええ。


ヨルシカ『パレード』





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