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【EURO2024レビュー】オランダvsポーランド 多方位攻撃vs堅守電撃戦と祝祭のはじまり【グループステージ グループD第1戦】

こんにちわこんばんわ、ひだりです。

Windtosh’s Catina Project.さん#ユーロ2024アーカイブ化計画 に参加しています。

抽選の結果、ひだりはオランダ代表を担当しています。
今回は2024/6/16(日)日本時間22:00キックオフ、オランダ代表vsポーランド代表戦のレポートです。

基本試合全体のリプレイ構成のため本文やや長めです。

試合流れの中での主立った変化は見出しで記録していますので、目次見て気になったところだけつまみ読みいただくのも良いかと思います。
個人的には「アケいいねアケ!」でOKです。アケのユニほしいなー。

どうぞよろしくお願いします。


試合前のトピックス

オランダvsポーランド戦、試合前最大のトピックはポーランドのエース・レバンドフスキ(バルセロナ)の怪我。6/10の親善試合トルコ戦で負傷し開幕間に合わずの報道があった。

オランダ側の怪我人としてはフレンキー・デ・ヨング(バルセロナ)がリーグ戦からの度重なる足首の怪我の影響から代表離脱が決定していた。
奇しくも両軍バルサ選手の負傷。

最終的にレバンドフスキはベンチ入りこそしたもののこの日の出場はなく、ポーランドはエースFWを欠く中、他のFW陣・チーム全員での献身的な戦いを期待する本試合となった。

結果

🇳🇱オランダ 2-1 ポーランド🇵🇱
⚽️アダム・ブクサ🇵🇱 16’
⚽️コーディ・ガクポ🇳🇱 29’
⚽️ポウト・ベグホルスト🇳🇱 83’

オランダがボール支配する中、ポーランドがゴール前をしぶとく守って一刺しを狙った試合の印象がしっかり表れた数字に見える。

フルマッチはABEMAでどうぞ!

基本配置

オランダのスタメンは6/11 に行われた親善試合 vsアイスランド戦と同じだった。

オランダ 保持3421(325) 非保持4231

オランダは保持3421(325)、非保持で22ダンフリースが右SBに下がり14レーインデルスがトップ下に入る4231。

ビルドアップは4ファンダイクを底に5アケ・6デフライが半列高い位置を取る▼を底に、両ボランチやサイドへとボールを渡していくのが初手。
また、敵陣ビルドアップ時は左CBアケも結構な頻度、ボランチ〜前線の高さまで上がるため、2バック残して全員でゴール前を崩すシーンも多かった。

ポーランド 非保持 532(523)中心

一方のポーランドは非保持532、オランダの出方に応じて中盤・最終ラインが1列上がり523や433の形を見せた。

オランダの最終ライン3枚・中盤2〜3枚と守備の数を合わせ、オランダに中盤へ楽にパスを入れさせない、中盤入ったところを圧縮守備で刈り取ってそのままカウンターを狙う。

保持ではウィングバックが上がり433に近い形を取るが、人数かけた無理な崩しは仕掛けない。
配置を活かした縦クサビとシンプルな前線へのロングボールもまじえながら、オランダのファーストディフェンスをやり過ごせた際はドリブルやパスで縦に仕掛け、少ない人数でも早めにシュートまで終える攻めを見せる。

オランダに持たせる(持たれる)前提で、ネガトラ時の5バック復帰も非常に速やかだった。

前半

キックオフ早々の時間帯から、オランダの3CBビルドアップに対してポーランドは前線3枚の前に張り付いて中盤封鎖の構え。オランダに楽なビルドアップを許さない。

対するオランダは3バック+GK4枚の展開で対応。ポーランドの全体にハイラインな中盤封鎖守備を見てGKがロングフィードで一気に最前線へボールを届けるアプローチも見せる。

前半2分までに「今日の戦い方はこうだよ」と互いのご挨拶を済ませる出だしで試合は始まった。

オランダの多方位アタックvsポーランドの堅守電撃戦

オランダは最終ラインでの左右の揺さぶりとロングボールでポーランドのプレスを牽制しながら、サイド経由での敵陣侵入を試みる。
高上がりするガクポを活かした左からの仕掛け、右からパスワークでポケットを取り、中央からデパイの強引な侵入。
ボールサイドにポーランド守備をおびき寄せては空いたスペースに持ち運び様々な形の攻撃を繰り出していく。

近い距離感で前後左右入れ替わるオランダのアタッカーに対し、ポーランドは無理にはついていかない。
ボールが中盤に入った瞬間に狙いを定めた圧縮守備で応戦し、ボールの絡め取りを図る。奪取やこぼれ球回収で攻撃ターンに転じると、シンプルに前線や裏に当てるロングボール、遠目からのミドルシュートなど速い攻めを見せる。

オランダからすればボール支配もほぼほぼできてそこまで悪い流れではなかった中、セットプレーから突然の失点を喫する。

ポーランド 「道」をこじ開けたCK先制点

前半14分、フェールマンが相手の足に行くファウルでイエローカードを受ける。このポーランドに与えたセットプレーの流れでCK獲得。

前半16分、キッカーはポーランド10番ジエリンスキ。
キックモーションに入る手前のタイミング、まずポーランド5番ヤン・ベドナレクがゴール前に走り込むデコイラン、その際ゴール中央ゴールエリア外をケアするオランダ守備者2枚のうち片方を身体で押し下げた。
キックの瞬間、ベドナレクが押し込んで割れた2人の間を16番ブクサが縫うような動きで横断、ニアポストボール落下地点に入りこんだ。

ニアポスト付近はオランダ22番ダンフリースがケアしていたがボールはその頭上をわずかに越えたポイントに落下、ブクサはダンフリースの背中の位置からうまくファーへと流し込んだ。

ゴールエリア内中央を塞いでいたファンダイクもニアに身体を向け直し飛ぶも寄せきれず、ほぼ棒立ちジャンプでブクサのヘディングを塞ぐことはできなかった。

ブクサがあまりゴール方向に入り込みすぎない位置を取ったのも中央のオランダDFの干渉を回避する意味でも効果的だった。
どこまでかは不明ながらポーランドがある程度デザインした形のセットプレーだったと思われる。

攻撃の手を止めないオランダ

19分、右からのオランダ コーナーキック、ファンダイクが強烈なボレーシュートを見舞うもGKがセーブ。

オランダは失点前と変わらず様々なアプローチでシュートを放つも、ゴール前もっともゴール期待値が高くなりそうなバイタル中央のスペースは固くポーランド守備陣に埋められ、やや厳しい角度からのフィニッシュが多かった。その分、多くのシュートが枠を外れた。

先制点を取ったポーランドはより守ってカウンターの姿勢を強める。ボール奪ってロングカウンターのシーンもそこまで選手が上がってくることなく、なるべく少ない人数でシンプルにやり切る狙いをブラさない。

オランダの攻め手も全体に悪くないのだが、オランダが自陣サイドで安定したボール保持に入ると、かなり早々でポーランドが5バックを堅めるようになったため、オランダとしては対応に苦しんだ。

オランダ同点ゴールはアケのインターセプトから

オランダのEURO2024開幕戦はアケの日だった。

失点以降、最終ラインからの前進の動き、ボランチやIHとの関わりを徐々に増やし、チャンスを度々創出していたアケ。28分、そんなアケの積極性が実を結んだオランダの同点ゴールだった。

28分、ポーランドの陣地回復のクリアボールが落ちてきたところ、拾いに走るポーランドFWの脇を猛ダッシュで追い抜いたアケがインターセプト気味に先に触れ前方のガクポへ。そのまま中央に持ち運んだガクポが力強いシュートを蹴り込み、ポーランドCB2枚にリフレクションしながらもゴール。

ガクポが持ち運ぶ間も、アケがスピード落とさず裏抜けに走り切ることでポーランドCBの注意・体勢を引っ張り、ガクポのシュートコースが生まれてた点でも、このシーンのアケのゴール関与は大きかったように思う。

同点から同数プレス合戦で生まれた膠着

30分過ぎ、1対1同点となり、勢い乗ってもう1発を狙うオランダ、点を取りにいま一度前へ出るポーランド。

ロングボールで前進しては個の突破を仕掛けるポーランドに対し「同数でくるなら局面突破できれば前進できるやろ」なんてノリで、オランダは自陣からのボール保持ショートパス連打&球際バトルで対応する。

積極的に守りあわよくば奪いたいポーランドも、オランダの出方は望むところで、元気にプレスを飛ばすポーランド、チャカチャカいなすオランダ。オランダの安易に跳ね返しに逃げないサイドへのクリアも味わい深くて良かった。

オランダの枚数に合わせてポーランドの守備が飛んでいくミラーゲームっぽい進みだったので、ギリギリのスピード・方向角度の地上パス、頭越えるか越えないかのフライパスが1本通るか通らないかで次の局面優位が変わる勝負になっていて、この時間帯あたりの攻防は膠着状態ながら迫力があってとても楽しかった。

42分、左サイド、ポケットに侵入したアケのマイナスのクロスを中央でガクポ絶好の位置でシュートするもゴール上へ。

44分頃、ポーランドの監督さんスーツがオシャレでなんかかわいい。

46分、ロスタイム最後のプレイ、アケ左サイド距離あるところからゴール前へのロングフィード。前線デパイがワントラップしてシュートを放つが、うまく当たらず緩いボールが左に外れプレイ終了+前半終了。

前半総括

オランダのボール支配に対して、ポーランドも奪ってカウンターの覚悟を決めて一定の怖さを表現できていて、ここまでは妥当な前半1-1だったように思う。

動きが緩いと膠着戦になり守備からカウンターを狙うポーランド寄りの空気になりそうなので、アケのインターセプトやゴールエリア侵入で多数のチャンスを作っていた通り、勇気持って流動性高めポーランドのケアできないスペースをつけるかどうかがオランダの攻撃の鍵になる。

逆にポーランドは変化するオランダの攻めに粘り強く対応し、こぼれ球でもパスのエラーでも拾ったチャンスを逃さず決め切る部分が肝に。前線の疲労負担デカいやり方してるので後半の交代が鍵になる。

後半

ポーランド交代。FW 20 セバスティアン シマンスキに変わりMF 8 ヤクブ・モデル。ハーフタイムで早速前線を変えてきた。
実況の声なくベンチのレバンドフスキの表情をまじまじ写す中継映像がちょっと海外っぽい。なにを思うか。

人数かけたポゼッションでオランダが押しこむ後半序盤

後半キックオフ直後はオランダがボランチを底にしたクリスマスツリーのようなフォーメーションで、合間ダイレクトなパス交換も織り交ぜつつ、右から左からポーランドを攻め立てる。

46分、ガクポの上げたファーへのクロスに右サイドでダンフリー ヘディングで落としデパイにつなぐも、届く手前でポーランドGKシュチェスニーが片手伸ばしボールをはじいて危機回避。

52分、シャビ、ポーランド入ったばかりのヤクブ・モデルに並走する中、相手の振り腕で喉元叩かれ転倒。ただしポーランドボール。これはちょっとかわいそうなファウルだった。

54分、自陣守備でボールをかすめとってのロングカウンターから、シャビがフィニッシュするも前方のスライディングが目に入ったか右へと外す。決めたかった。

ポーランド交代による駆け引き

同じく54分、ポーランド 26カツペル・ウルバンスキ 13タラス・ロマンチュクOUT /  7 カロル・シュビデルスキ 24 バルトシュ・スリーシュin で交代。ポーランドはこれで両FWが交代に。ポーランドは前線をフレッシュに替え、オランダに押し込まれ続ける状況をなんとか脱したい。

57分、ポーランドの決定的チャンス。
21ニコラ・ザレフスキのサイド裏えぐった位置からの左クロスが反対側の14ヤクブ・キヴィオルに渡り、フリー状態でシュートを打たれるもオランダGKフェルブルッヘンがビッグセーブ。
跳ね返りを回収したポーランド、最後ジエリンスキがミドルシュートを放つもGKガッチリキャッチしてオランダなんとか耐える。

60分ファンダイク、ゴール前でフリーで受けたポーランドFWのボールを、後ろから追いかけた勢いそのまま胸で奪い取る神プレイ。大ピンチでも余裕に回して対応してしまう姿まさにトップオブトップ。

オランダ 交代・343フラットへの変化から勝ち越し点

61分 16フェールマン・7シャビout  8ワイナルドゥム 18ドニエル・マレンin。
おそらくこの交代以降、オランダはフォーメーションを縦4列ベースの3421(325)から343フラットに近いよりコンパクトなスリーラインに形を変えた。
ポーランドが引き気味で来るなら、敵陣でライン間狭くして中盤からの攻め上がりも促してコンパクトに押し込んでいくのはなかなか合理的。

69分〜70分頃あたりから、オランダが形を変えた効果がハッキリ目につくようになっていく。相手ゴール前ではアケが中盤〜前線に上がり縦にコンパクトな235のような形で、配置から自然にできる選手同士の三角形の位置関係を活かし、ポーランド守備陣の間へ巧みにパスを通していく。

77分、ポーランド10ジエリンスキout → 6ヤクブ・ピョトロフスキin。

80分 オランダout ガクポ・デパイ。in DF 12 ジェレミー・フリンポン・FW 9 ボウト・ベグホルスト

82分、交代で入ったばかりのFW 9ボウト・ベグホルスト 左サイド ペナ角付近 アケからのスルーパスにダイレクトであわせてフィニッシュ、ゴール勝ち越し!またアケ!アケ無双ながら、アケに渡した14レーインデルスの機転の効いたアウトサイドでの浮き玉パスも巧みだった。

最終盤:オランダ撤退守備の時間(やや難あり)

86分
ポーランド:2 バルトシュ・サラモンout 18 バルトシュ・ベレシンスキin
オランダ:5 アケout 15 ミッキー・ファン・デ・フェンin
アケ乙!!!大活躍!

89分ポーランド 守勢に回るオランダ。オランダGKから陣地回復するロングボールの競り合い・こぼれ球回収で競り勝てず、ボールを奪われる。

ポーランドは2人のオランダ守備者を引きつけた状態でレイオフ、前向きにボールを運んで6番ヤクブ・ピョトロフスキがマイナス方向のクロス、ゴール前で7番カロル・シフィデルスキが体勢を崩しながら合わせてフィニッシュするも、オランダGKフェルブルッヘン ニア下に片手を伸ばして防ぐビッグセーブ。

オランダ、終盤前がかるポーランドに対し後ろ53でライン間狭め撤退守備図るも、わりとわかりやすく得手ではない。
奪われた後に後ろを気にするムーブが増え、前からの規制がかからず、結果相手の勢いある前進を引き出してしまう。

最終盤リードを取った中の守備固めである程度は想定内だろうが、オランダ自体はやはり、本来は選手全員がどんどんと前に出て、ボールと人が動いてパスルートを積極的に作っていってこそ良さが生きるタイプのチームのようである。

時計は90分を経過しロスタイムは5分。
ロスタイム1分、ファンダイク、サイドまで寄せてうまくボールをさらい、そのまま引き倒されてファウル獲得。

その後もポーランド8ヤクブ・モデルが強烈なミドルシュートを放つが、GKフェルブルッヘンが死守。
最後は21ニコラ・ザレフスキのミドルシュートを空高く跳ね上げてセーブ!そのままゲーム終了!おつかれさまでした!

分析・論考

デパイさんのスローイン受け

デパイをターゲットとしてスローインを意識的に使っているシーンが後半度々見られたのが興味深かった。具体的には以下。

  • 48分ポーランド クリア後のスローイン、勢いつけて少し長めのスローインを最前線のデパイにあて、サイド奥のスペースを取りに行く。

  • 63分、オランダ、またロングスローで陣地回復。高さと距離なかなかのもので、相当飛ぶ。常時でないにしろ、デパイに当てる長いめのスローインは普通に使う模様。

  • 65分、みたびスローイン。スロワーのガクポはじめ自陣方向(左)に身体を向けたまま、敵陣方向(右)を目線で確認し、クイックで右方向へ体勢切り替えスロー。そのボールはゴールエリア内でまたもデパイが受ける。オランダ代表も、ある程度は狙ったプレイとしてスローイン設計ありそう。

スローインの重視によってプレイ時間を分断するか否かはスタイル次第ではあるが、スローインもそれ自体はやはりゲームの一部だよなぁと、特に65分のクイックなんか見てると思う。

まとめ

オランダもポーランドも両チームの狙いがハッキリあって面白い試合だった。
試合中中だるみすることなく、双方状況ごとに策を打ち攻防の目先も10分程度ごとに変わるエキサイティングな1戦だったと思います。ただし、一部布陣変更〜交代出場ベグホルストの決勝点もふまえ、交代策の効果性はオランダの方が上回っていた。

試合中多く見られたアケの大冒険が非常に興味深く、最後方から前進するアケを見守るファンダイクは、まるで勇敢な息子を見守るパパのようであった。町田の未来・望月 ヘンリー海輝はアケの姿から是非多くを学んでほしい。

オランダの課題

  • 失点を喫したCK時の対応(相手選手のデザインプレイや急な変化への対応)

  • そもそも失点したCKはファウルでセットプレー与えたことが起点。そこまで優勢に試合を運んでいても、ついついワンプレイの緊張感欠如が失点につながる

  • 最終盤、守備固めの時間帯の対応
    全体に引き目になることで、前からの規制がかからなくなった。

また、最後の方の時間帯は、ゴールエリアで守備陣の頭を越えるファー向けクロス攻撃も怖かった。

最終盤アケと交代で入った12ジェレミー・フリンポンはスピード・敏捷性に優れたタイプのようで何度か個での縦突破で良い動きを見せていた。
最終盤守り切り狙いなら、ゴール前でバタバタするよりは長く蹴って槍で陣地回復するアプローチももう少し使っても良かったのでは?と思った。(オランダの哲学ではないかもしれないが、、。)

次節フランスは世界最強級の代表チーム。試合中の集中力の切れ目、それこそ非常にうまく狙ってくる、また狙ってきた時の仕掛けの圧がエグい。

エンバペが鼻の負傷で出場読めないなんて話もありますが、グループステージ最強・ユーロ予選グループBでもダブル喰らって唯一勝てていない相手だけに、先制許しての試合運び含め課題には心してかかりたいところ。


オランダ代表、次戦は6/22(土)午前4:00キックオフです。
町田のホーム福岡戦含め、前後に予定が多い週末なのですが、強い気持ちで臨みたいと思います。

普段見ているものと違うサッカーじっくり観るのすごく楽しいわ。攻撃的スタイルながら守備者の妙味も楽しめるオランダ代表、好チームです。引き続き、ヨーロッパの祝祭も楽しんでいきましょう!GO!ORANGE GO🍊

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