見出し画像

【見どころ】FC町田ゼルビア 2023年第23節 大宮アルディージャ戦

こんにちわこんばんは。ひだりです。
写真は今月のアウェイ戦は現地行けておらず新しい写真もあんまりないので町田のフットサルコートです。お空キレイ。

さて、大宮アルディージャ戦です。
大宮の低迷については今季J2の大きなトピックになっており、現状を分析するツイートや多数の動画も上がっています。

相馬さんやゼルアルの存在など縁深いチームでもあり、おそらくゼルビアサポの多くの方はまあなんとなくわかっていると思うので、今節は参考になりそうな記事、動画、データなど参照してごく簡単にまとめます。

どうぞよろしくお願いします。

大宮アルディージャの最近

まず前半戦のハイライトを置いておきます。

おっくんのスライディングでボール奪取から抜け出し翁長の恩返し一閃。
ポープのPKストップで失点許さず勝ち切れた試合でした。

機能しない442守備の現状

フットボールラボ https://www.football-lab.jp/omiy/formation/ より引用

大宮のフォーメーションはデフォルト442を取っています。中盤前線のポジションチェンジも絡ませて流動的な流れでアタックをかけるのが原崎監督の仙台を率いていた頃からの特徴です。

が、結果が出ていない。

いわきFC戦ホーム・アウェイでのスタッツ比較

いわきFCが今回の勝利で、今季のJ2・シーズン初ダブルを達成しています。同じ対戦相手、間に空いている期間もそこまで近くなく遠くなく参考になりそうです。(いわきは村主さんから監督交代していますが、根本的なスタイルは大きく変わっていないですしね)

5/17の第16節(相馬監督)、6/24(原崎監督)2つの試合についてFootball LAB のチャンスビルディングポイントを比較してみます。

第16節

https://www.football-lab.jp/omiy/report/?year=2023&month=05&date=17

第22節

https://www.football-lab.jp/omiy/report/?year=2023&month=06&date=24

表にまとめるとこんな感じ。

Football LAB データもとに筆者作成

シュート・ゴール・守備に改善傾向も、攻撃・パス・ドリブル・奪取に顕著な数値低下。

失点けっこうしているイメージがあり、守備ポイント改善してるのは意外に思いましたが、、あるいはこれ「ピンチ対応で守備する機会が増えているのでポイントが増える」数字のトリックかもしれません。
※同様にセーブの増加も、本来は「ピンチが多いのだからもっと増加すべき」ところが失点しているので微増にとどまっている可能性もあり。

目を引くのはボール奪取の低迷です。27ポイント低下って、わりとある範囲の幅なんだろうか、、こうしたデータの比較で考えると相当の劣化だと思うのですが。

攻撃・パス・ドリブル・奪取は減ってるのに、クロスは増えるという数字の動きから浮かんでくるのは、アンジェロッティのヘッド/ボール収めへの期待値が高い点。
前進のパワフルさにかける中「ワンチャンクロスでなんとかしてくれ!」みたいな雰囲気も感じてしまう。

442しんどめなので3バックもあり得るのでは

選手同士の距離感を近くして攻守の密度を上げる相馬さんに対して、スペース活用アタックが特徴の原崎さんは選手の距離感をある程度保った形で前進するのが基本です。

とはいえ、選手間に距離感があって寄せと球際に課題のある442なんて閉まりの悪い自動ドアです。

現在の大宮のチーム状況、またゼルビアのここ2節、栃木・水戸を相手に5バックに対して引き分けている状況をふまえ、個人的には今節の大宮は3421あたりを取ってきたりするんじゃないかな、と想像しています。

実際、いわき戦は前半オーソドックスな442でしたが、後半は3バックでスタートし改善を図っていました。それでも失点しましたが…(5失点目はちょっとグロすぎる)

名良橋さん原大悟さんの動画で、名良橋さんが言ってる3バックでサイドに泉澤スタメン投入は納得感あった。(ナラさん試合後のモヤモヤ熱量はわかるけどハンドルはちゃんと持って…)

その他、見たやつ見てないやつもあるけど大宮関連動画。完全にエンタメ燃料になっている…

攻略のポイント

カウンターへのリスク管理

中盤でボール奪取し、アンジェロッティや中野誠也が裏へ大きく抜け出す形のカウンターは大宮のひとつのやり方なので、中盤で前を向かせない、前にボールを出されたらFWの独走を許さない前の塞ぎ方・身体の当て方・GKへのバックパスなども大事。

球際とロングボールで押し込む

いまの大宮にとって一番やられたくない戦い方が、おそらくいわきの前へ前へと進み続ける、全員攻撃・全員守備の戦い方だった気がします。

デュークへのロングボールを起点に、セカンドボールを奪取し押し込み続ける部分はベースの戦術として重要。

ゴール前守備陣の対応もやや怪しさがあるので、ゴール前に落ちるボールからのスピーディーな攻撃でCBに圧力をかけ、小綺麗な守備では防ぎようのない状況を作りたい。

大宮のパスもボール保持もすべて奪い取る

ボール奪われたら追いかけて即時奪回。
取れなかったら大宮中盤に前を向かせない、寄せて前にパスを出させない。
バックパスにさせて最終ラインに戻ったらきちんと前線が追う。
大宮のパスもボール保持もすべて奪い取って仕事をさせない。

大宮の半歩の出足速度を見て決める

大宮のチームバイオリズム状況的に、寄せの部分がどこまで改善してくるか、試合がはじまってみないとわかりません。

今週のトレーニングを通じて改善はかり、エイヤーと力いっぱい寄せてくる場合は、大宮守備をはぐらかす、飛び込み守備の裏をかくパス連携が重要になるでしょう。
ひきつづき寄せの甘さがあるなら、イーブンのボールもグイグイとしかけ相手守備を押しのけるような攻撃が有効です。
ここ数戦でいえば、イーブンのボールに対して大宮は半歩の出足が遅く、大宮のターンになる局面の6,7割を相手のターンにししてしまい、ゴール局面にも繋がっています。

相手の出方を見て、最も有効で相手の嫌がる、効果的な方法で戦いたい。

MFがゴールを奪う

町田はボールを持たせてしまえば「なにもない」という発言を前節の試合後、水戸の選手が言っていました。

出典は有料記事なので仔細は言いませんが、さすがにカチンと来たわ。
うちの攻撃陣、言われてんぞ。

今後、町田対策としてガッツリ引いてくるチームが多くなるのは状況からして明らかです。
デューク、エリキはどこも警戒してくるので、他の攻撃的MFおよびボランチがどれだけデューク・エリキのつくったスペースを突けるかが重要になります。

エリキやデュークが結果を出しつつ、MFや上がったSBが点を取れるようになる、セットプレイもある。もう相手はなにもできないはず。

パス連携・ドリブル打開、相手ゴールを落とす執念を見せてほしい。清水戦の劇的ロスタイム弾のように、矢印を前に、ゴールをこじ開ける姿勢をチーム全員が見せることは、ゲームの中で表現できるはず。

もちろんリスクをかけるチャレンジになるので、誰かが前に出たら他の選手はカバーをするのも重要。

右SB奥山黄色有休で大宮左SHゼロヒャク泉澤と対峙

「残念、そこはおっくん」でおなじみ右SB奥山が今節累積警告でお休み。
大宮側の対面にはスタメンなのか途中起用なのかわかりませんがゼロヒャク泉澤が入ってきます。

基本的にチーム全体の戦術機動を図るには異分子になりがちな泉澤ですが、その分個としての独創性、アグレッシブさはやはり目を見張るものがあり、大宮に得点の匂いがするのも、なんだかんだ泉澤が仕掛けはじめてから、というのはこのところの大宮の試合をちょいちょいチェックしててもよく感じることです。

そんなキーマンを抑える上で本来であれば絶対的おっくんが最良最適なのですが不在なので、泉澤登場時は左サイドのケアをかなり注意深く行う必要がありそうです。

我らがキャプテン奥山のいるいないは現状のゼルビアにとってはもう代替方法は存在しないレベルの存在ですが、そこを今節入る選手に任せるのか、あるいは奥山不在を良い機会に3CB布陣で試合に臨むのか。
3CBなら大外からの攻撃的WBで太田宏介、今シーズン見てみたいのだよなー。今節が良いチャンスではある気はしますが、黒田さんは奇策は取らない人だと思うので、入りは4バックだとは思います。

まとめ

本来だったら相馬さんに野津田に来てもらって、盛大な拍手で迎えたかった。今シーズン一番楽しみな試合のひとつだったのですが、こういう状況になってしまっては致し方ない。

大宮は、J2の中でゼルビアの次に気にかけているチームですが、いまは心を鬼にして、全力で相手をぶち抜き、大宮選手たちにもう走る気力も失わせるような試合を期待しています。

ガチガチ固めれば引き分け行けイケるでしょ(笑)と、これ以上他チームに舐めさせるわけにはいかない。
相手がどうこうでなく、自分たちでしっかりアクションして結果を出すことが重要。一切の隙なく、全力で叩き潰しに行ってほしい。

その結果、晴れてウチがしっかり勝利すれば、この体制いよいよアカンってなってくれれば、それは大宮のためになるでしょう……。

今夜は郡司さん雑談ラジオです。

強い気持ちで勝ちに行きましょう。共闘!

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?