見出し画像

蚊に刺された時、どうしていますか?

夏は蚊に刺される機会が
多い季節ですね。
蚊に刺された時、
皆さんはどうしていますか?

子どもの頃は、
蚊に刺されると、

1.かゆみに非常に敏感で、
刺されると
かゆくてたまらなくて、
我慢できず、
「かゆい―」「何とかしてー」と
大騒ぎして
薬を塗ってもらっていた人

2.かゆみに鈍感で、
やっていることに夢中で、
刺されていることに気づかず、
後で顔中が
膨れているのを
周りの大人に指摘されて
初めて気づく人

といった人や、
これらの間の人が、
いたと思います。

小さい時は、
ちょっと刺されても
大騒ぎしていた人も、

大人になるうちに、
だんだんと慣れて
気にならなくなり、

ちょっとした虫刺されだと、
放っておいても
そのうち治るからと、
何も手当てをしなくなっている人も
いらっしゃるのでは
ないでしょうか。

私も手当を
怠りがちになっていたのですが、
刺されたらすぐに
薬を塗って
手当をするようにしたら、

猛暑下の不快な時間と
ダメージが減って、
だいぶ楽になり、

後に虫刺されの痕が
残ることもなくなって、
きれいな足のままで
過ごせるようになりました。

今日は、
あまりにもよくあることで、
見過ごされがちな、
蚊による虫刺されとその対処法
についてみていきます。


〇蚊に刺されると、
どういうことが起こるのか?

蚊は吸血時に、
人の皮膚の中に「唾液腺物質」
を注入します。
この物質に対して
アレルギー反応が起こります。
つまり、
私たちの体が蚊の唾液を異物と認識し、
それに対する防御反応として
赤みやかゆみが発生します。

刺された直後から
急激なかゆみを感じ、
みなさんよくご存じの、
赤く盛り上がりのある発疹
が出ます。


〇蚊の唾液に対するアレルギー反応

刺された直後から症状が出て、
数時間程度で症状が治まる
「即時型反応」と、

翌日などしばらく後に症状が出て、
数日から1週間程度かけて軽快する
「遅延型反応」があります。

症状の程度には
個人差があり、
ひどいと水ぶくれができたり、
症状が数日続いたり
することもあります。

症状の多くは
数時間程度で、
痕を残さず自然に治ることが
ほとんどです。


〇蚊による虫刺されは、
普段遭遇しやすい皮膚トラブル

蚊に刺された部位を、
かゆみにまかせて
掻きむしってしまうと、
よけいに
かゆみが増してしまい、
症状が悪化したり、
皮膚が傷ついて
そこから雑菌が侵入して
化膿したり
することもあります。

蚊による虫刺されは、
まずは蚊に刺されないように
予防することが大切ですが、
もし刺されてしまったら、
放置せずに
できるだけ早く
対処する必要があります。


〇蚊に刺された時の対処・治療法

蚊に刺されると
強いかゆみを感じますが、
刺された部分は
掻かないようにします。

掻くことで
新たな刺激となって
炎症が広がり、
さらにかゆくなる
という悪循環になったり、

掻き壊すことで
皮膚が傷つき、
そこに細菌が侵入して
化膿したり、
色素沈着を起こしたりする
場合もあります。

かゆみを感じたら、
濡れタオルや冷水をあてて
患部を冷やし、
かゆみをしずめましょう。

かゆみが強い時や、
患部に赤みや腫れがある時は、
炎症が起きているサインです。

患部を洗って清潔にしたら、
薬を塗って治療します。

薬はいろいろなものが
市販されているので、
ご自分の体質に合ったもの
がよいと思いますが、

自然のお薬を希望の方には、
ハッカ油やコンブドロン
(Combudoron:WELEDA社)
などがあります。

ハッカはスーッとする
爽快感が気持ちよく
かゆみもまぎれる上、
肩こりなどにも使えるし、

コンブドロンは塗ると
すぐにかゆみや腫れがひく上に、
やけどやその他の炎症にも
使えるので、

救急箱にあると便利です。


蚊による虫刺されは、
特にかゆみに
敏感なお子さんには、
早めの手当てが
とても必要です。

すぐに手当てを
してあげることで、
体の不快やダメージを
なるべく早く
減らすだけでなく、

「困った時には
大人が助けてくれる」
という心の安心感も
持てるように
してあげられます。

大人であっても、
体も心も
実は小さな蚊に
意外とダメージを受けているので、
手当は大切。

面倒くさい時は
薬を塗るだけでも良いので、
何かしらの手当を
してあげることを
お薦めします。

虫さされに対する
早めの、まめな手当で、
夏に弱った体の負担を
少しでも軽くし、

かゆみによる不快・イライラ
を感じる時間も
減らしてあげて、

ご自分の体を大切にし、
快適に暮らせる時間を
長くして、

虫刺されの痕のない
美しい手足を
保てるように
してあげることを、

この夏、試してみては
いかがでしょうか?


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?