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りぼんからX文庫からの30年ぶりの折原みと

晩御飯を食べ終えてから主人がアイスを食べようとしている時、冷たいことを仙台弁で「ひゃっこい」と連発していたら、「ひゃっこい」といえば・・・仙台弁じゃない方のアレ~(⋈◍)。っていつになく胸キュンな感じの子どもたち。
なんのことかわからないまま仙台弁の「ひゃっこい」を連発する私に、主人がすかさずググって見せてくれたものに驚いて一瞬、固まる。

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折原みとじゃん!

知ってる!!!


今から30年前、りぼん派だった私は少女小説ではX文庫でライトノベライズ作品として大ヒットした折原みとの「時の輝き」を読んで育ったティーンズ時代。

マンガとは違い活字を追って自分の頭の中に情景がどんどん浮かんで映像化されていく快感を始めて味わわせてくれた作品が「桜の下で逢いましょう」でした。出てくるテーマがちょっと重めだけどティーンズラブらしい甘々な展開。まさに折原みと節がさく裂していましたねぇ(はぁ、懐かしい)


アイスから100恋(ひゃっこい)

少女小説として今も大人気の折原みとさん。私が子供たちと同じくらいの年頃にハマったのも折原みとの少女小説でした。

私も子ども達と同じ年代に、折原みとの大ヒット作品を読んでいること。

いつの時代も大人気の少女小説を書いていてびっくりしました。
30年経った今でも少女小説作家として活躍していることが凄い。

ひゃっこいから繋がった『100恋』。子どもたちが読んでいる「きみと100年分の恋をしよう」略して「100恋(ひゃっこい)」を実際に読んでいるところです。

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絵は、フカヒレさんが担当しています。7巻目は今度の5月に創刊されるようです。(まだ完結していないー😆)

いまのところ3巻目まで読み終わりましたが、ところどころに出てくる出てくる折原みと節の数々~。

いつの時代も変わらずティーンズのハートをわしづかみしているなーと関心しながらも、あの頃とは違う感覚でむしろ新鮮な恋愛小説として読み始めたところです。「時の輝き」や「桜の下で逢いましょう」も印象的な小説ばかり。「夢見るように愛したい」では、りょうくん派で、「エンジェルティア―が聴こえる」では結構シビアな面があって、そこがまた新鮮だったりして、天使は夢とファンタジーだけじゃないってことを教えてくれた本でした。
そしてその後は様々な本と出会い、結婚して15年が経った今、子供たちが折原みとの少女小説を読んでいるーということに、驚きました。

大人になった私はあの頃(ティーンズ)のようにきゅん♡とはなりにくいけど、
これこれ~この部分!!折原みとらしい表現を感じながら読んでいます。
懐かしいやら照れ臭いやら、ティーンズのキモチと今のキモチと照らし合わせながら読むのもまた面白くて、すっかり折原みとワールドにハマっています。

いつの時代も人気の少女小説で、今も尚大活躍で、ほんとびっくりしています。
ずっと売れっ子ってことよねー。素晴らしいね。次々と作品が出て毎回ヒットし続けることが素晴らしい。
作者の実年齢をみてまたびっくりして。

これまでどんな本を読んできたのか、詳しく話したことがなかっただけにひょんなきっかけで折原みととの遭遇になんだかとても懐かして、ちょっと恥ずかしい気持ちになりました。

現在のティーンズに大人気の「100恋(ひゃっこい)」。

ティーンズだったころよりは落ち着いて読めていますが折原みとの独特な表現に溺れそうになりながらも世代を重ねても尚楽しめる少女小説。

大人になってから読むとこれまでとは違う感じ方と読み終わった後の余韻が違うことに気づいて、それもまた面白いと感じています。

何年経ってもスキなものは、スキ。
この気持ち大事にしたい。



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