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スイスの優しい男の子。

こんにちは。

オランダ在住のひさとです。

私の詳しいプロフィールはこちらから(`・ω・´)

今日はイギリスで語学学校に通っていた時に出会った、今も忘れられないスイスの男の子のお話をば。


2015年10月から2016年9月にかけての11ヶ月間、私は語学留学ということでイギリスに滞在しておりました。

期間中の10ヶ月、語学学校に毎日真面目に通ったのですが、そんな語学学校生活も終盤に差し掛かった頃の7月のこと。

かなり初級レベルのクラスから徐々に上のクラスに上がっていき、当時は上から二番目のレベルのクラスにいた私。

ある日クラスに新しいメンバーがやってきました。

その中の一人、スイスからやってきた17歳の男の子。

この子がまぁ…とーっても人懐こくて、とーってもイイコ。

もう優しげオーラダダ漏れ、イイコオーラダダ漏れの男の子でした。

そして、なんとありがたいことに、その彼にかなり気に入られていたわたくし。

懐かれていたと言うかなんというか…。

私の何が彼はそんなにお気に入りだったかというと、

「えぇー!?」
「おぉー!!」
「へぇー!!」

などなどの、私のザ・日本人なリアクション。

これを気に入ってくれてまして、これが本当に可愛いと良く言ってくれていました。

そんなとこがつぼに入るってこともあるのだね(`・ω・´)

と思いつつ、17歳という凄まじい歳下の青年に懐かれ可愛がられる当時32の女。

嬉しいような複雑なような…。

ちなみに彼は私を初めは20代前半だと思っていたらしく、32歳だと告げた時の驚き方はいやほんとどうもなんだかとってもありがとうございますてな感じでした。


クラスでは座席も毎日私の隣の席に座っていたスイスくん。

その為、レッスン中ペアを組む時にはいつも私のパートナーでした。

ちなみに、下のレベルから徐々に上に上がってきた私の英語のレベルと、最初から上のレベルのクラスに入ってくるスイスやオランダの生徒との英語のレベルには大きな差があったりしましてね。

単純に私の英語力不足というのもありますが。(無念)

そんなメンバーで一緒にレッスンを受けていると、私だけ単語を知らなかったり、ちょっと分からない、ついていくのが難しい…

ということが、時々ありました。

そんな時、英語が分からぬ…と私が落ち込んでいると、

「大丈夫だよ、君ならきっとできるよ。」

と、その都度まるで優しい家庭教師の先生かのように色々丁寧に教えてくれ、必ずいつも私の英語を励ましてくれました。

あー
なんか今思い出すだけで涙出そうなくらい優しい子であった…。
しみじみ。


日本の文化にも興味津々だった彼。

とある日には、折り紙で日本の鶴を折れるようになりたいんだ!

と、鶴の折り方を教えて欲しいと言われたので、他のクラスメートにも一緒に教えてあげましたよ〜。

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(一番左のは当時のクラスの先生が自己流で作った自称・俺の鶴。笑)

スイスくんが折った鶴の羽の部分には私の名前を書いて欲しいと言われ、しかと我が名をサインしておきました。笑


そんなスイスくんも一ヶ月程の語学学校滞在を終えて帰国することに。

別れの時、私の名を呼んでこっちに寄ってきたスイスくん。

「君の声(えぇ!?とか、おぉ!?とかのこと。笑)を聞けなくなるのが本当に淋しくて恋しいよ…。」

と、しんみりとコメントしつつ、ギューとハグして頭にチューしてくれました。

い…いかん…
とーきーめーきー

当時32歳のわたくし、危うく落ちるところでした。

ふー、あぶねーあぶねー。


そうして無事帰国したスイスくんですが、帰国してすぐ、彼からメッセージが届きました。

「既に君が恋しいよ〜涙」

い…いかん…
またしても揺れる我が心。爆


その後も、自分の名前を漢字で書くとどうなるか前に教えてもらったのを忘れてしまったからもう一度教えてほしいと言うので再び教えてあげたところ、

「ありがとう…僕、もう泣きそうだ…」

と。

どうした!?と尋ねると、「僕、繊細だからさ。haha」とのことでした。


そしてスイスくんが帰国してから約一ヶ月半後、私も日本へ帰国し、それから半年後に迎えた私の誕生日のこと。

ピロリーンと、彼からメッセージが。

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じぃぃぃーん。

嬉しいじゃぁないですか。涙

優しいメッセージにまたしても心打たれたのでありました…。

こんな優しい子っているんだなぁと。
17歳にしてこの包容力すんごいなと思いつつ、めちゃくちゃ癒しをくれたスイスくんだったのでありました。


今もスイスくんとはSNSで繋がっており、見る感じどうやら彼女がいる模様❀.(*´◡`*)❀.

イギリスで出会った時には17歳だった彼も、2020年の今年はもう21歳ですよ。(そして私は●6歳に…)

時の流れは早いですなぁ〜本当に。
あぁ恐ろしい。笑

そんなこんなで、最近ふと思い出した優しいスイスの男の子についての思い出記録でした。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

ひさと

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