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誰かにできることは任せて、”私にしかできないこと”がしたい。

こんにちは、愛弓です。

『他の人にもできることなら、私がやる必要なんかない。

私は、私のやりたいことをやればいい。

私は、”私にしかできないこと”がやりたい。』


バカみたいかもしれないけど…私はよく、そんなことを思います。

今の自分がやりたいこととは違ってるのにそこから離れられなくなってしまった時、私はいつも思います。

自分の居場所を見つけると、そこから離れるのがイヤになっちゃうんですよね。

『他の人にもできることなら、私がやる必要なんかない』


※※

就活中、私は世間知らずだった。

自分に何ができるかも、会社という場所がどんな場所かもわからなかった。

それでも、

『会社の歯車になんかなりたくない。私は、私にしかできないことをやりたい。』と漠然と思ってた。


だから、自分の夢を追いかけ続けたし、その夢を叶えるための”はじめの一歩”としてセラピストを選んだんだと思う。

※※

セラピストになって初めて務めたのは、治療院系列のクイックリラクゼーション店でした。

治療院っぽい雰囲気が苦手だったけど…『確かな技術を身に着けたい』と思った私は、そこにとどまった。

いつのまにか、指名してくれるお客様が増えて、『愛弓さんじゃなきゃ』と言ってくれる人も増えた。

身体と心と…同じようなバランスを持ったセラピストなんてほとんどいないし、『彼女たちには、私しかいない』という感覚に、頼ってくれる人がいるということに、どこかホッとしてたのかもしれない。

店舗スタッフにも、オーナーにも、必要とされる場所があるということに、安心してたのかもしれない。


『本当はもっとリラクゼーションっぽいお店がいい』

『体ではなく、もっと心に触れたい』

『もっとお客様と深く話せる環境を作りたい』

そんな風に考えていた私にとって、本当はそこは居心地のいい場所ではなかった。

それでも、『自分を必要としてくれる場所がある』という安心感は大きかったし、『自分が辞めても、ちゃんと循環していく』のが恐かった。

そこに、私の場所・存在感がなくなってしまう事が恐かった。


治療っぽい雰囲気を求めるお客様がいれば、そんな雰囲気を演出した。

先生と呼ばれるたび、自分の心がすり減ってるのを感じた。


心がすり減っていて、他に頼る場所がないお客様に出会うたび思った。

『私の居場所は、ここじゃない。もっと、やらなきゃいけないことがある。』


ある日思った。

『私は、まだまだ未熟だ。もっと勉強しなきゃいけない。技術を磨かなきゃいけない。

でも、私よりも、体のことに詳しい人はたくさんいる。

私より、素敵な技術を持った人はたくさんいる。

同じ場所で、彼らに勝つために、頑張り続ける必要なんてないんだ。

やってくれる人がいるなら、彼らに任せればいい。』

ちょっとだけ、気持ちが軽くなった。


『私はもっと、人の心に触れたい。

他の誰でもなく、私にしかできないことを極めてみたい』

そんな風に思った私は、会社を辞めて、自分の居場所を探す旅にでた。


※※

今、私は『ブログを書こう』と思ってる。

心のどこかで『結果を出さなきゃ』と焦って、誰かと同じようなブログを書こうログを書こうとしてる。


『自分のペースで。自分らしく』と言い聞かせながら。

自分にも書けるような内容のブログを見つけるたび、焦ってしまう。

『人と比べる必要はない』どんなことはわかってる。

それでも、焦ってしまう。


でも、そんな時だから大切なんだと思う。

『他の人にもできることなら、私がやる必要なんかない。

私は、私のやりたいことをやればいい。

私は、”私にしかできないこと”がやりたい。』


”私にしかできないこと”なんて、すぐには、わからないかもしれない。

数年前にはわかっていたはずのなのに、今の私には、わからない。

似たものを持った人がいるたび、”自分だけのもの”がわからなくなる。


でもさ、誰かと比べたところで、”私にしかできないもの”ってわかんないよね。

誰かの真似をしたって、”私にしかできないもの”ってわかんないよね。

わかったところで、なかなか、簡単に説明することなんてできない。


自分よりできる人がいるなら、その人に任せればいい。

ただ私は、自分の感覚を大切にして、自分の道を進もうと思った。

我が道を行く…みたいなもんだろうか?

私は、”私にしかできないこと”をやりために、周囲を気にしないで、自分の道を歩きたい。

時には、”誰かと同じ”になるだろう。

時には、”自分よりすごい人”や”自分より早くに手を出した人”と出会うだろう。

諦めそうになる時もあるかもしれない。

他の人に譲って、自分は逃げてしまおうかな?と思うこともあるかもしれあい。


それでも、そこに『やりたい』と思えるものがあるなら、進んでみたい。

どんな道を歩むことになったとしても、私の道だ。






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