突然のご連絡失礼します。私○○テレビの…

先日、香川県のまんのう町で、
新型コロナの終息を願い、
花火が上がったんです。

仕事終わりにカメラバッグを抱え、
事前に見つけた展望台へ行き、
花火の写真を無事おさめました。

この写真を自分のインスタへアップした、
その翌日、DMに既視感のある1通が。

「突然のご連絡失礼します。
    私、○○テレビの○○と申します。
    明日の○ッキリで、
    まんのう町の花火を紹介するため、
    日高様の写真を使わせていただきたく…

○ッキリて。
全国放送やん。

もちろん快諾し、
親や友人に事前連絡。

翌朝3時半に目が覚め、
職場でさりげなくテレビを付けておくため、
いつもより1時間半早く家を出ました。

8時から9時の間と聞いておりましたが、
いざ始まるとグルメ王とアラートばかり。
諦めかけたその時、花火の特集が。

皆さんもご存知の通り、
テレビ局はあらゆる情報を扱うため、
万が一に備え、流す素材は保険を用意します。

そう、私の写真は保険でした。

残念ながら採用はされませんでしたが、
さりげなくアップした写真が、
一歩間違えれば全国放送に流れていたんです。

自身の記録用にとアップしていましたが、
これからはカメラマンとしてのキャリアのため、
もう少し頻度を上げようと思います。

何が言いたいかというと、

ゆっくりでも続けていれば、
どこかで、
誰かが見ていてくれていること。

例え実らなくても、
そう考えるだけでちょっと頑張れます。

ただひとつ腹立たしいのは、
職場の後輩が、へこんでいる俺を見て、

スッキリしないすね

とドヤ顔で言ってきたことくらいです。

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