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シミットがおいしい!トルコは小麦と紅茶の国なのね。

おうちでトルコ料理なんてできるの?と思うかもしれないけど、もう何回も作っているので誰でも作れます。
本格的な材料がなければ代用して作ればいいよ♪

シミット

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トルコの代表的なパン。ワゴンにシミットを積み込んで街中で売られているようです。

たっぷりごまがついているサクっとしたクラストに、やわらかな内層。これはハマる味。パン教室のメニューに入れなきゃ!

ペクメズという、ぶどう濃縮液(グレープモラセス)につけてから白ごまをたっぷりまぶしつけてから焼くのが伝統ですが、ペクメズがなくてもいいように考えてみますね!

下の写真にあるように、ペクメズとタヒニ(ゴマペースト)をつけながらいただきました。これがまたおいしいのです。

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パドルジャン・ムサッカ

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ギリシャ料理のムサカはトルコ料理がつたわったものなんだって。
ムサカはナスとミートソースを交互に挟んだもの。ギリシャ料理だとナスのカット方向が縦だよね。

そうそう、産地の関係だと思うけど、駅周辺のスーパーから主だったハーブ類が消えていました。
イタリアンパセリがなかったので、チャービルのせています。チャービルはフランスで『美食家のパセリ』ともよばれ、繊細な風味と柔らかな葉を持ちます。

冷たいデザートの上にあしらわれていることが多いですね!セルフィーユとも呼ばれます。

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ひよこ豆とタヒニのペースト。
ひよこ豆の水煮は紙パックのものを使いました。

でもちゃんとひと手間かけて、ひと粒ずつ薄皮をむいたので、なめらかーな仕上がりになりました。
クミンの風味とレモン、オリーブオイルがとても合います。

この後ゆかりの風味を持つスパイス「スマック」をいっぱいかけて食べました。爽やかな酸味がぴったり!

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赤レンズ豆のスープ
家庭では毎日出てくるような基本のスープ。

トルコの赤レンズ豆は水で戻さなくてもすぐ煮えます。玉ねぎとトマトペーストをいためて、レンズ豆を加えて20〜30分コトコト。
柔らかくなったらスティックブレンダーで滑らかにして、仕上げに別のフライパンでプルビベルというトルコの唐辛子とミントをバターにいれてテンパリングしてかけます。

ちょっと辛くて、ミントでスッキリして複雑な風味!

まとめ&チャイ&オーダーグラスのこと

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今回のドリンクは友人にオーダーして作ってもらったモロッカングラスにチャイ(紅茶)をいれました。

トルコは世界でも有数の紅茶消費国。
チャイダンルックっていうやかんが2段になってる専用の道具を使うのが本格的なものですが、うちにはないの。

でもリゼ産の紅茶の茶葉はあるので、しっかり濃くいれたものをお湯で割っていただきました。

トルコ料理って、
いろんな料理のもとになってるのが、こうして色々作ってみるとよくわかるんですよね。

あの料理の元になっているのはこれなのか〜っていうのが結構ある。
今回もギリシャのムサカの元になっているのがトルコのムサッカだったのを知って驚きました。

前にお店で食べたことがあるシミットも、あれでいける!っていうのが私の中にあるので、もっと研究して私のオリジナルレシピシリーズ50分パンの仲間にいれますね。

トルコのチャイグラスは、友人のお店でオーダーすることもできるし、オンラインレッスンで自分好みのものを作ることも可能です。
手作りが好きな方はぜひ多摩子ちゃんにDMしてみて!


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