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旅するBD-1、東海道五十三次旧道を行く_19:府中宿
DAY 2 16:06_府中宿 2018.3.24の記憶
『東海道中膝栗毛』の著者である十返舎一九の故郷府中に入ると、さすがに交通量が増えてきました。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/65883901/picture_pc_26da014c843ef662c14bbf15c9c188e2.jpg?width=1200)
●自転車には辛い石畳の通り
〈伝馬町西〉を渡ってまっすぐに進むとすぐに〈江川町〉の五叉路に突き当たります。この交叉点を左に折れてすぐの〈呉服町〉で右折。BD-1を押しながら商店街を歩いて行くと、伊勢丹が見えてくるので左折。ここが「七間町通り」。当時、道幅が七間あったことから、その名がつきました。一間は約1.8m。およそ13m弱の道幅です。
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/65883940/picture_pc_c87a9e4037f188d6788786c262e5f775.jpg?width=1200)
現在ここは、沿道に商店街が並び、車道は欧州の石畳風。日本の城下町ですが、周囲の建物との景観には馴染んでいる石畳から伝わる振動を手のひらとお尻で感じながら先を急ぎます。『東海道中膝栗毛』では、たっぷりとエピソードのある府中宿ですが、彼らのどんちゃん騒ぎに付き合っている暇はありません。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/65883972/picture_pc_8ddb3b0b1057c2e31cbdc32c002c4815.jpg?width=1200)
途中で出会った、徒歩で東海道五十三次旧道を散策しているらしき団体。彼らの訝しいものでも見るかのような視線が痛い……。
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