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旅するBD-1、東海道五十三次をポタリング

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東海道五十三次を4泊5日で折りたたみ自転車BD-1で走破した記録を、宿場ごとに記事にしています。自転車もしくは徒歩で東海道旧道を旅したい人の参考になれば幸いです。
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2021年8月の記事一覧

旅するBD-1、東海道五十三次旧道を行く_13:原宿

旅するBD-1、東海道五十三次旧道を行く_13:原宿

DAY 2 9:23_原宿 2018.3.24の記憶
〈西間門〉から県道163号線を選択する東海道五十三次旧道の旅。
10kmほど単調な道が続くのですが、その途中に原宿と浮世絵ポイントがあります。旧東海道にこだわらなければ、海沿いの千本街道を走ることをオススメします。

●原宿は原宿でも、こちらは閑散とした原宿です

さて、原宿は正直に言って写真映えするところがありません。

BMW i8での旅の

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旅するBD-1、東海道五十三次旧道を行く_14:吉原宿

旅するBD-1、東海道五十三次旧道を行く_14:吉原宿

DAY 2 9:58_吉原宿 2018.3.24の記憶
富士由比バイパスと東海道新幹線をくぐって、県道171号線を北上してしばらく走ると、左富士の石碑が建っています。ここが吉原宿の浮世絵ポイント。

しかし、残念なことに富士山には雲がかかっていて、その姿を見ることはできませんでした。

さて、吉原宿では東海道旧道は最短ルートから迂回しているようです。
それはなぜか?

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旅するBD-1、東海道五十三次旧道を行く_15:蒲原宿

旅するBD-1、東海道五十三次旧道を行く_15:蒲原宿

DAY 2 11:13_蒲原宿 2018.3.24の記憶
しばらく続いた平坦な道も、富士川を渡ったところで一度おしまいとなります。

川を渡り、〈富士川橋西〉を右折、魚屋の横の上り坂へ。昨日の疲れもまだ残っているせいか、100mちょっとの距離を登りきるのがなかなかツライ。自分の体力を過信して58T化したことを、恨むばかり。

●東海道ルネッサンス!

この坂道を登り切ると、東海道旧道の趣を少し残し

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旅するBD-1、東海道五十三次旧道を行く_16:由比宿

旅するBD-1、東海道五十三次旧道を行く_16:由比宿

DAY 2 11:41_由比宿 2018.3.24の記憶
蒲原宿の風情の残る道も、長榮寺石碑を左折するところでおしまい。県道396号線に出て2.5kmほど走ると東名高速道路をくぐります。その先の〈神沢〉を左の旧道へ。ふたたび、歴史を感じられる風情の道が訪れます。

徒歩で東海道を歩いているらしき大勢の人たちとすれ違います。『東海道中膝栗毛』でも、由比を過ぎた辺りから往来が賑わい始めるとあります。

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旅するBD-1、東海道五十三次旧道を行く_16.5:薩埵峠

旅するBD-1、東海道五十三次旧道を行く_16.5:薩埵峠

DAY 2 12:27_薩埵峠 2018.3.24の記憶
由比の浮世絵ポイントは、由比宿にはありません。それは有名な薩埵峠にあります。

見るからに急なスロープに、意を決して挑みます。

●ペダルを漕いで走破することが旅のキマリ

歩いた方が速くない? 楽じゃない? というスピードかもしれませんが、そこはこの旅の決まり事なので、ペダルを漕いで登らねばなりません。途中、徒歩の人たちとすれ違うのですが

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旅するBD-1、東海道五十三次旧道を行く_17:興津宿

旅するBD-1、東海道五十三次旧道を行く_17:興津宿

DAY 2 13:18_興津宿 2018.3.24の記憶
BD-1を担いで、階段を降りて下った薩埵峠。
薩埵峠入口の公衆トイレからは、舗装された道路になります。いちど内陸側へとビューンと下っていき、再び海側へ。興津側へは、いまでは橋を渡って対岸へ。そしてここが興津宿の浮世絵ポイントです。

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