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絵が描けないデザイナーが目指すデザイナー像

グラフィックデザイナーの中心的な任務は、情報を視覚的に第三者へ伝えることにある。

私はイラストレーターではありません。
私はライターではありません。
私はカメラマンではありません。

でも、グラフィックデザイナーとして、そのスキルが必要な場合もあります。

ただ、私は絵を描くことが嫌いです🤦🏻‍♀️

イラストや絵は、学校やコンテストで何度か賞をいただいたり、似顔絵描いて〜と頼まれたり。
上手とはいえなくてもなんか雰囲気はあるんでしょうね。
でも、嫌いなんです🤦🏻‍♀️

ライティングについては逆で、私は言葉が好きで、ライティングのお仕事は今のところ好きです。
普通の事しか言えないし、言葉の引き出しは少ないし、何とかカッコ良くしたくて訳わかんない文章になったり、何せ時間がかかります。
ブログの記事書くのにも数日かかるくらいです。
でも、好きです🧎🏻‍♀️

カメラに関して。
こちらも苦手意識が高めです。
若干トラウマすらあります笑
でも、見るのは大好きです🧎🏻‍♀️
写真はお仕事にも生活にもなくてはならないもの。

人よりもデザインは出来るけど、私にも人並みに苦手なことが沢山あります。
でも、時には苦手な事をやるのも当然です。

何が言いたいのかというと。
これからグラフィックデザイナーを目指す方へ。
絵も文章も写真も、出来なくてもなれるよ!
…なんて甘い事も言いませんが
(実際出来なくて苦労する事は沢山あります)
全部出来ないグラフィックデザイナーがここに居ます!笑

ただ、苦手だとしても必要な事には変わりありません。「出来なくてもいい」ではなくて、苦手でも常に向き合って学び続ければいいと思います!

いくつになっても!何度でも!
苦手な事こそ何度も!

グラフィックデザイナーは絵が描けて当たり前
ライティングが出来て当たり前
写真を準備できて当たり前
ではありません。

ただ、例え苦手な事でもクライアント様にとって必要な事ならとことん向き合って制作します。
その、「向き合う事」が大事。

何でも出来る凄いデザイナーさんは沢山います。
天才には敵わないけど、自分が出来る事を探せばいい。

最初から見つけなくてもブランディングは後からついてくるものだと私の尊敬する人が言っておりました。

真似も大事。
真似って、自分のものにする立派な技術だと思うんです。(丸パクリはだめです)
真似から自分を出すのって、実はデザイナーにしか出来ない凄く難しい技術。

私は、ひとつの作品に全集中で挑みたいです。

ただ、お仕事なので、だらだらと時間をかけすぎるのは良いことだとは思いません。
納期の問題やクオリティが下がる原因でもあります。
個人事業主であれば、時間をかければかけるほど、自分の時給が下がっていく問題も…

だからこそ、しっかりヒアリングした上、1発目からバシッとOKが出せるように心掛けています。

時には一緒に文章を組み立てたり
一緒に工夫して撮影をしたり
イラストを描いたら褒めてもらったり←
クライアント様に甘えながら、やれています。
私のクライアント様はいい人ばかりです。
いちスタッフのように温かく迎えてくれて、時に育ててくれて、「ありがとう」と言ってくれる。
だから最高のものを作りたいし、
何より”一緒に楽しむ”を大事にしたい。
「打ち合わせで会えなくなるの寂しいよ〜」が最高に嬉しいお言葉です。

いい作品を売るのは、アーティストの方のお仕事。

私の周りにはイラストレーターとして活躍している方や、ライティングセンスの凄い人、到底真似出来ないカメラ技術を持つ人等、凄い方が沢山居ます。
ひたすら尊敬しているし、作品を見る方が断然好きです。
どんな技術も奥が深くて真似できない。

クライアント様とマッチした時には、興奮物です。

私は、「表現をするアーティスト」ではなく「問題解決を促すデザイナー」で、時に、「問題解決をするために、表現をするアーティストを結びつけるデザイナー」にもなりたいです。(まわりくどくてすみません)

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