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阿部和芳市議が立候補へ 石巻市長選 19日に表明「震災後のまち築く」

 石巻市議会議員の阿部和芳氏(60)が任期満了に伴う石巻市長選(4月18日告示、25日投開票)への立候補を決め、19日に記者会見を開いて表明する。これまでに市長選への立候補を正式に表明した人はなく、阿部氏が初めてになる見通し。【熊谷利勝】

 阿部氏は3度目の市長選に臨む。早くから立候補を前向きに検討し、表明の機会をうかがっていた。市政は復興期間終了後の財政運営が課題。取材に対して阿部氏は「事業の仕分けとかせげるまちにしていく必要がある。新型コロナウイルスに対策し、震災後のまちを築いていくのは自分しかいない」と意欲を述べている。

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阿部和芳氏

 小積浜在住、千葉商科大卒の阿部氏は石巻市東部漁業協同組合勤務を経て、平成12年4月に旧石巻市議選に初当選した。新市では市議会議長を務めていた3期目の途中に辞職して25、29年の市長選に挑戦。いずれも落選したものの、それぞれ4人の候補者の中で2番目の票数を得た。30年の市議会一般選挙で市議に返り咲き、会派に所属せず活動してきた。

 市長選を巡っては、現職の亀山紘市長(78)が3期目の任期満了での退任を表明。市議会の最大会派を中心とした議員有志や市民団体が元衆院議員の勝沼栄明氏(46)に出馬を要請している。


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