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元気な声で「福は内」 ひばり幼稚園・節分行事


 きょうは「節分」。例年は3日だが、今年は暦のずれの影響で明治30年以来、124年ぶりに2日が節分となる珍しい年。石巻市蛇田のひばり幼稚園(本田健二園長・児童293人)でも同日、恒例の「豆まき会」が開かれた。園児たちは鬼を装った職員に豆をぶつけて退治し、日本の伝統文化を体感していた。【山口紘史】

心の悪い鬼 追い払え!


 園児たちは全員ホールに集まり、本田園長が節分の由来などを説明。「豆まきは心の中にいる悪い鬼を退治するために行うもの。豆まきで鬼を追い払って良い子になりましょう」と呼び掛けた。

ひばり幼稚園 節分 豆まき (3)

職員ふんする鬼に豆を投げる子どもたち

 その後、職員がふんする4匹の鬼が登場し、1匹ずつ子どもたちの質問に答えた。休みの日は何をしているかとの質問に対し、「意地悪な子を唐揚げにして食べている」、「内緒でアルバイトをして過ごしている」などとユーモアも交えて答え、子どもたちを楽しませた。

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子どもたちは「好きな食べ物は?」「休みの日は何をしていますか?」などと鬼に質問もぶつけた

 その後、子どもたちは「鬼は外、福は内!」と叫びながら4匹の鬼に豆をぶつけ、福を呼び込んでいた。年長の佐々木美空ちゃん(6)は「鬼は怖くなかったけれど、けんかとかはしないでえらい子になりたい」と話していた。

 また会場では鬼にまつわる歌や寸劇なども行われ、子どもたちは節分の文化を感じていた。


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