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現職渥美氏が無投票再選 人口減、コロナ 対策に意欲 元地活用や道の駅推進

 任期満了に伴う東松島市長選は18日に告示され、現職の渥美巖氏(73)のみが立候補し、無投票で2期目当選が決まった。午後5時に市長選立候補の届け出が締め切られ、渥美氏以外立候補届け出がなかったことを選挙事務所が確認。地域住民や地元産業界をはじめ、国会議員や政党関係者らが詰め掛け、遊説を終えて事務所に戻った渥美氏を拍手で迎えた。

 山田達夫選対本部長が支持者に感謝を述べ、渥美氏の孫2人をはじめ、陣営スタッフらから花束を受け取り、ダルマに目入れし、集まった全員で万歳三唱を行った。

渥美市長無競争当選

支持者とともに万歳三唱で勝利を喜んだ

 渥美氏は、2期目にあたり、「無投票という形で当選させていただいた。大変重い負託。しっかり皆さんとの約束、公約を守って進めていきたい」と感謝を述べた。被災元地の活用や三陸道への道の駅整備構想、雇用創出などのプロジェクトを掲げ、「私は矢本町役場職員として28年、県議会議員として22年、市長として4年過ぎた。常々、このまちを日本一のまちにしたいと、市民の幸せ第一、地域の発展第一に取り組んできた。市民とつくり上げた第2次総合計画を着実に実施し、人口減少対策やコロナ対策を進める」と抱負を語った。

 渥美氏は、昭和22年生まれ。石巻商業高卒。同41年に矢本町役場入庁、議会事務局長などを務め平成7年4月の県議選で初当選。その後連続6回当選。県議会副議長など要職を歴任し、29年の市長選で初当選した。【横井康彦】


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