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引きが強いぞ春アイナメ 常夜灯周りでバトル

【2019年5月1日掲載】

 ソメイヨシノが咲く季節も過ぎ、冬用のウェアも着なくなって久しいように思う。日本中をテレビの前に釘付けにした新元号の発表会見からちょうど1カ月。平成が終わりを迎え、令和の時代が始まった。あと20年もすれば「平成生まれですか?古~い」(笑)なんて言われる日が来るのではと考える。【千葉拓人】

 今回は、春アイナメを狙った夜間のルアー釣り。おなじみの早坂悠真さん(23)=石巻市のぞみ野=とともに風の弱い日を選んで短時間釣行を行った。令和初日の記事として素晴らしい釣果となったのでお楽しみに。

 春アイナメとは、4月頃からミミイカなどを追って、深場から浅場へとやってきた中型から大型のアイナメを指す。エサが集まる漁港の常夜灯周りにおり、食欲がおう盛でルアーに対する反応が非常に良い。

190501つりパラ_メイン写真

漁港は決着が早く、開始20分ほどでドカン

 この日は、調子が良いとうわさに聞いていた女川方面に向かったが、その中でもアイナメならと指ヶ浜に決めた。女川から雄勝方面に抜ける峠道を走って到着した私たちは、海の状況を把握するため、海の表層から底をジグヘッドに小魚を模したワーム(疑似餌)をつけて探った。

 釣れるのは小型のメバルばかり。「これは望み薄か…」と思いながら、数投しては数メートル移動を繰り返すこと約20分。静まり返った漁港内に「きたっ!」という早坂さんの声が響く。竿は大きく弧を描き、リールからは「ジジジッ」と糸が出た。駆け寄ると陸からでも分かるほどの太さのあるアイナメでなんとか抜き上げた。

 50センチ近いかと思われたが、計測してみると体長は44センチ。それでも小さな漁港で釣りあげたことを考えれば十分な良型だ。太さは大人の両手で親指と中指で輪を作ったほどと例えればわかって頂けるだろうか。

190501つりパラ_サブ写真

私もメバルタックルで小アイナメをゲット

 その後、私も25センチほどの小アイナメを釣り上げ、風が強まってきたのをみて竿を収めた。

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