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現職の無投票再選濃厚 市議選は少数激戦様相 コロナ禍 手探り遊説へ

 任期満了に伴う東松島市長選、市議選は18日に告示を迎える。市長選は現職の渥美巖氏(73)のみと見られ、無投票が濃厚となっている。市議選(定数18)は現職13人、元職1人、新人5人の計19人が立候補すると見られ、少数激戦が予想されている。【横井康彦】

 渥美氏は産業と活力の創造、子育て環境の充実、人材育成、防災力向上、持続可能な行財政運営を公約に掲げ、2期目を狙う。18日午前8時半から赤井の自宅敷地内に設けた後援会事務所で神事を行い、同9時からの出陣式に臨む。その後は選車で市内全域を遊説する。

 市議選は現職が石森晃寿氏(65)、小野幸男氏(61)、齋藤徹氏(36)、土井光正氏(67)、阿部勝徳氏(65)、小野惠章氏(66)、大橋博之氏(64)、阿部としゑ氏(67)、手代木せつ子氏(65)、櫻井政文氏(71)、長谷川博氏(71)、熊谷昌崇氏(47)、滝健一氏(78)が立候補を予定する。

 元職は五野井敏夫氏(67)、新人は農業阿部秀太氏(60)、無職千葉修一氏(57)、前衆議院議員秘書浅野直美氏(44)、会社員井出方明氏(64)、会社員佐藤憲宏氏(45)が出馬する見通し。

 期日前投票は19―23日が午前8時半から午後9時、24日は午後8時まで、市役所南庁舎と鳴瀬保健相談センター(鳴瀬庁舎内)が会場。投票日の25日は投票時間が午前7時から午後7時。開票作業は市民体育館で、午後8時15分から行う。

 第一声に臨む現職議員は「コロナ禍に加えて風雨も予想され、初日から戦い方が難しく出陣式も簡素化せざるを得ない」と話す。新人議員は「初日は地元に重点を置き、全域を1周して雰囲気をつかみ、週明け以降の対応を検討したい」と作戦を立てた。


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