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フレスコキクチが開店 県北初 東松島に進出 地場産品コーナーも設置

 宮城・福島両県で16の地域密着型スーパーマーケットを展開するフレスコ(株)(菊地盛夫社長)は8日、東松島市矢本に県北初進出となる「フレスコキクチ矢本店」をオープンした。開店前から300人を超える市民らが列を作り、真新しい店内で生鮮食品や総菜などを買い求めていた。【横井康彦】

 同社は、福島県相馬市を拠点とし、宮城県では仙南の自治体を中心に出店を進めてきた。今回新たに被災自治体への出店を通じて暮らしの向上を図ろうと、17店舗目を東松島に設けた。

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同社関係者、渥美巖東松島市長らがテープカット

 オープンセレモニーで、菊地社長が「生鮮食品を得意としており、今後は地域の声も反映させながら愛されるお店に育てていきたい」と語り、テープカットした。入り口では記念の紅白大福が手渡された。

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オープンセールとしてあらゆる商品を格安で販売

 店内には、矢本近郊の野菜や果物、加工品などを販売する地場産直コーナー「ふれ愛市場」が設けられ、全国の旬の食材がずらりと並んだ。日替わりの目玉商品では初日は10個入りたまごが68円、国産牛サーロインステーキ用150グラム1枚を498円で販売。9―11日も日替わりで目玉商品を置く。

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価格高騰が続く野菜は多くの来店者が手に取った

 訪れた女性は「九条ネギなど珍しい野菜もあり、調理の幅が広がる。店内も広く、今後も利用したい」と話していた。同店の杉本俊一店長は「多くのお客様に足を運んでいただけた。今後も地域に愛される店づくりを進めていきたい」と語っていた。営業時間は午前9時半―午後9時まで。


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