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「新時代にふさわしい石巻」 阿部氏が事務所開き 心の復興と地域の持続

 任期満了に伴う石巻市長選(4月18日告示・25日投開票)に立候補を予定する石巻市議会議員で元議長の阿部和芳氏(61)は13日、同市中央二丁目に後援会事務所を構えた。阿部氏は「笑顔あふれる石巻再生をスローガンに、コロナに打ち勝ち、新しい時代にふさわしい石巻を作る」と決意し、神事に臨んだ。【横井康彦】

阿部和芳事務所開き (3)

事務所開きで思いを語る阿部氏

 阿部氏は、平成12年に石巻市議会議員に初当選し、24年には議長に就任した。25年に議長職を辞任し、市長選に挑戦。29年にも出馬し、いずれも次点となった。

 30年に市議に復帰し、今回が3度目の市長選挑戦。
①稼げるまち
②にぎわうまち
③備えるまち

―の3つを柱に、新型コロナウイルス対策と被災者の心の復興、地域の持続に向け取り組む。

 事務所開きは感染防止対策でスタッフを中心に約20人で行い、神事で必勝を祈願。石森政成後援会長(58)は「4年間、走り続けてきた阿部和芳をどうしても当選させたい」と訴えた。

 阿部氏は「今後、市財政は厳しくなる。これまでの市政で継続する部分、廃止する部分を事業仕分けし、市民に負担をかけないようにする。ここを拠点にさらなる草の根活動を展開し、皆様の負託にこたえられる市政を構築していく」と述べた。

 後援会事務所は石巻市中央二丁目2-13(0225-98-4814)。


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