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あの先生はなぜあんなにがんばれるのか?

“子どものために”

と手作りの教材や掲示物を作ったり。
行事の準備に休日まで時間を使ったり。
 
 
 
「あの先生はなぜあんなにがんばれるの?」

と思うことありませんか?



さらにそれを見て

“自分ももっとがんばらなきゃ”

と思っていませんか?
 


 
その先生は辛い思いをしてまで
がんばってわけではないので。

自分ももっとがんばらなきゃなんて
追い込む必要はありませんよ。



なぜがんばれるの?


3年生の理科であおむしの観察があり、
そのために休日キャベツ畑にまで足を運び
あおむしをもらってきた先生がいました。



実験があるときは必ず自宅や学校で
どうしたら上手くいくか予備実験を
してから臨む先生がいました。



学習発表会で使う小道具を1から
手作りする先生がいました。


 
 
 
ただでさえ忙しい担任の先生。
何でそんなにがんばれるのか?


 
 
 
それは好きだから。
それが楽しいから。



写真や動画ではなく、実際に
あおむしを育てたらおもしろいよね
って先生自身が楽しんでいる。



予備実験をして、どうしたら成功率を
上げられるか考えるのが好き。



自分でものづくりをするのが楽しい。

 
 

 
みんな好きだから、楽しいから
やっているんです。



がんばっているように見えるだけ


側から見たら大変なことだから
がんばっているように見える。

だけど、本人は好きなことや
楽しいことを夢中になって
やっているだけなんです。



自分にないものを持っていたり、
自分にできないことをやっている。

そんな人を見るとすごい感じるもの。





ですが、自分で気がついていないだけで
あなたが苦と思わずに好きだから
楽しいからやっていることは

周りから見たら「すごいね」
と言われることかもしれません。




隣はすごく見えるもの


私は数少ない保健の授業をするとき
教材を手作りするのが好きでした。

周りの先生はすごいねって
言ってくれたけれど、

私にとっては作っている時間が
楽しいひとときなんです。





反対に、担任の先生が全ての子どもの
日記にコメントを書いているのを見て
すごいですねって言ったら

「日記見るのはおもしろいんだ〜」
と話してくれました。






“もっとがんばらなきゃ”
なんて追い込む必要はありません。

他人から見たら、今のあなたで
充分すごいところがあるんですから。



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