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休み明け先生も疲れたって言ったほうがいい

4月から新年度がはじまり、
入学式・授業参観・PTA・避難訓練・
交通安全教室・家庭訪問などなど。

忙しい1ヶ月だったと思います。

GWは身体も心も休養してくださいね!
 
 
 
 
 
しかし、休み明け

「よし、またがんばろう!」

と思ってもなかなか

疲れが取れない・・・
気持ちが上がらない・・・

ということもありますよね。


 
 
でも、子どもたちの手前

「元気いっぱい」

のフリをしなければならない
と思っていませんか?

 
 
 
 
  
私もそう思って、無理に作り笑いしたり
子どもに「元気出していこう」と声を
かけたりしていましたが、

先生も疲れたときは

「疲れた」

って言っていいんですよ。
 
 
 
 
 
実はそのほうが、子どもにとっても
先生にとってもいいんです。


 
 
『いいお手本にならなければならない』

そう思っていませんか?
 
 
 
いつも元気な先生
いつも笑顔の先生
いつも正しい先生

 
 
 
いつも完璧な先生・大人の姿を
見せようとすると疲れてきます。



完璧な人なんていませんから。
多少なりとも自分を着飾って、
よく見せようとしてしまいます。

小さなことでも
それが積み重なっていけば
疲れは出てくるものです。


 
 
子どもはそんな先生を見て


疲れていても元気でいなければならない。
悲しくても笑顔でいなければならない。
間違わないようにしなければならない。


そんなふうに捉えてしまうことがあります。
 
 

 

それが『いいことだ』と子どもの
無意識に刷り込まれていくのです。



※そんなつもりがなくても子どもは
大人の言葉・表情などからどんどん
無意識にインストールしていきます。

(いいものも悪いものも区別なく)


 
 
でも、先生だって


疲れることがある。
笑顔になれないときもある。
間違うことがある。


そんな姿を素直に見せることができれば
気持ちは楽になります。

子どもは先生だって
そんなときがあるんだと思えます。

 
 
 
そうしたら先生も子どもも
生きやすくなりますよね。



 
私は、週明け

「今日は疲れた、やる気が出ない」

という子どもに

「そうだよね、月曜日だもんね。
 先生も今日は疲れた〜」


と言ったら少し驚いた顔をしてから

「先生も同じなんだね」

とホッとした表情をしながら
笑っていました。
 
 
 
 
 
『先生も同じ気持ちなんだ』

という“同じ”を伝えることで子どもに
安心感を与えることができます。



「同じもの同士、お互いがんばろうね」

という気持ちにもなれますよね。
 

 
さらに、私自身も等身大でいられるので
気持ちが楽でした。


 
 
先生も疲れたときは、
疲れたって言っていいんです。

週明け、なかなかやる気が出ないのは
多くの子どもたちも同じ気持ちです。


 
 
 
先生だけエンジン全開で
スタートするのではなく

子どもと一緒にスロースタート
で始まったらいいんです。






そのほうが誰も置いて行かれることなく
『同じ』スピードで『同じ』気持ちで
進んでいくことができますよ。




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