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尾崎放哉関連書籍②『海も暮れきる』

『海も暮れきる』
著者:吉村昭
発行者:鈴木章一
発行所:株式会社 講談社
定価:本体720円(税別)※R6現在

奥付、カバーより引用

内容

筆者が実際に小豆島にて聞いた話をもとに、主に小豆島での尾崎放哉の生活に焦点をあてた話。小豆島に足を踏み入れてから死の瞬間までを、周りの放哉に関わった人たちも含めて、リアルな心理描写・情景描写で話が進みます。感情移入待ったなし。

私自身が尾崎放哉という人物を知ろう、として調べて一番最初に見つけ、読んだ本。正直死の間際は読むの辛かったです…。どちらかといえば、小豆島での放哉先生の生き方は、周りに頼りっぱなし、禁止されてた酒飲むし、周りの人たちの批判しかしない…というやらかすエピソードばかりなのですが、それでも句はどんどん生み出されていく。現実近くにいたら、もしかしたら関わりたくないかも?と思ってしまうかもですが、それでも「しょうがないな~この人…。」と目を離したくなくなるんですよ!!!というのが私個人の感想です。誕生日の日や放哉忌間近に読み返すと、涙止まらないです(それでも繰り返し読む)。
とても読みやすいと思います。

どこで読める?

本屋にもあるところはありますし、楽天ブックスやAmazonなどネットでも購入ができます。図書館で読めるところも。比較的入手しやすいです。


記念館入口にはこの句が

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