固いアボカド
毎日アボカドを食べるようになってから、かれこれ2週間が経った。
まとめ買いして小分けにしたものを冷凍保存しているので、毎日食べても手間がかからないので楽チンだ。
それはいいのだけれど、先日買ったアボカドがまだ熟しておらず、固かった。
アボカド初心者なので、まだまだ選び方もよく分からないし、食べごろの見分け方も手探り状態。
まだ固かったら熟すまで放置しておけば良かったのだけれど、私はさっさと冷凍保存してしまいたくて、ちょっと固そうだなと思いながらもカットした。
食べ頃のアボカドなら、タテにぐるっと一周切り込みを入れ、割ってタネを取りのぞいたらすんなりと皮がむける。
だけど、固いアボカドの場合、タネも取りにくい上に身と皮がしっかりくっついているのでちっともむけない。
それでも、そこまで作業を進めてしまったので、私はナイフでそぐようにしながら皮を取り除いた。
そして、いざ固いアボカドを食べてみたところ、その不味さに驚いた。
好き嫌いもほとんどなくて、たいていのものは美味しく食べられる私であるが、固いアボカドほど不味いものはないと思った。
本来アボカドは、味や匂いにクセがなく、なめらかさというか、あの独特な食感が美味しさのポイントだと思っている。
それが、固い状態だと滑らかさが全くない。
噛めないほどではないけれど、中途半端な固さと柔らかさが混在していて、ちっともアボカドらしくない。
久々に、食べ物でショックを受けた気がする。
しかも、固かったアボカドは、小分けでまだ3つくらいある。
思わず捨てようかとも思ったけれど、念のためネットで調べてみると、レンジで加熱すると柔らかくなるとの情報を得た。
さっそく試してみた。
確かに柔らかくはなったけど、すんなり噛める柔らかさになったというだけで、決して熟したアボカドの食感には及ばない。
でも、残りの小分けぶんくらいなら、これだけと割り切って食べられそう。
これからは、焦らずじっくり熟すまで待つことにしよう。
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