中国の古典

最近、中国の古典に興味が出てきた。

野村克也監督の本や、監督が著書で紹介していた本の中で、中国の古典から引用された言葉が多々出てきたからだ。

中国の古典というと、お堅い学術書や難解な歴史書のイメージがあってつい敬遠していた。

たけど、野村監督の本や「活眼 活学」などを読むうち、中国の古典を読めばさらに人として成長出来そうだと感じた。

そこで、まず手に取ったのが「菜根譚」。

「菜根譚」は中国古典の一つで、儒教・仏教・道教の立場から書かれた処世訓だ。

何年か前にブームがあったのか、書店で関連書がたくさん出ていたのは覚えている。

そのときは全く興味が持てなかったけれど。

早速読み始めてみると、翻訳が良いのか読みやすい。

尚且つ、心に留めておくべき訓戒ばかり。

多分、「菜根譚」は中国古典のなかでもかなり読みやすい部類だと思うから、とっかかりとしては最適だったかもしれない。

「菜根譚」を読み終えたら、また別の古典にもチャレンジしてみよう。

いくつか読むうちに、少しでも教養が身に付くことを願って。

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